そして、多くの人の心を掴んで離さないギターについて。私もこの歳になってその魅力に引き込まれつつあります。
人間は五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)というものを持っていますが、素敵なギターの音色って人間の五感にすーっと吸収されていくような気がします。
一方、生まれたての赤ちゃんには、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の区別がないそうで、これを「無様式知覚」と言い、この未分化な状態で感じとられるものは、感覚の抑揚とか、強弱の変化なのです。
おそらく、赤ちゃんの神経、筋肉、脈拍など全身は、音の創り出す抑揚などによって時々反応して結びつき、シンクロ(融合)するのだろうと。ほら、赤ちゃんも音楽に自然と身体とかって動いちゃうでしょ。赤ちゃんの感覚の世界って、こんなものらしいのです。誰もが持って生まれて来るんですから。
これってすごい。
大人になるとこういった機能は衰退し五感を認識して使い分けているそうです。ところが、大人になっても、音楽を聴いている時、無意識にこの赤ちゃんの時の未分化で無垢な感覚が呼び起こされるらしいのです。スポーツの時の快感とも、知的好奇心を満たした時の快感などとも違った、何か原初的な快感(おおげさにいえば、生まれてきてよかった~といった類の幸福感とか)で、まさにギターの音色はこの原初的な幸福感に浸らせてくれているのでは…と、しみじみ思ったのです。
そして…ギターは底知れぬパワーを秘めているというお話。
心を閉ざした少年や、障害を持ち身体から自由を奪われた青年。ギターはそんな彼らの心の支えとなり、日々共に歩んでいます。ギターを弾くことで自信が沸いてきて、見えない明日を生きる勇気や力となっているのです。実際に彼らを知ってギターの魅力にまた感動♪
そんな素晴らしい楽器、ギター。もうただの楽器ではありません。
彼らにとってもギターは一生のパートナーになっていくのでしょうね。
そんな彼らに、エールを贈らずにはいられません。私も彼らの努力と向上心を見習わなくては。(^^)
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↑こころと共に身体も鍛えなくっちゃね!(^0^)
kokoro