先日ブログでご紹介したクリスマスのお菓子『シュトーレン』
その『シュトーレン』のレシピには無くてはならないもの。
それは「ミンスミート」というイギリスの保存食。
肉じゃないのにミンスミート(=刻んだ肉)
なんて名前で、作り方も
“牛脂や豚脂とドライフルーツを漬け込んで、
黒ビールなどを加え、数ヶ月~1年寝かせ…”
とあります。えっ、肉が昔は入っていたの?
ミンスミートというものは、正確には
ミンストミートminced meat(刻んだ肉)と言い、その名の通り肉がたっぷり入った濃厚なものでしたが、時を経て変化し材料から肉が省かれ、今のように名前だけが残ったそうです。なるほど~。(^^)
<ミンスミート>基本
☆材料☆
レーズン 300g 干しプラム 100g
干しカラント 300g オレンジピール 300g
レモンピール 300g りんご(紅玉) 300g
くるみ 10g アーモンド 20g
オレンジ、レモンの皮、すりおろし 各1個分
オレンジ果汁 1個分 レモン果汁 1個分
ブラウンシュガー 300g シナモン 大さじ2/3
クローブ、ナツメグ 小さじ1/2
ラム酒 100cc ブランデー 50cc
☆作り方☆
りんごは皮をむいて芯を取り細かく刻みます。他の材料も細かく刻んでボールに入れ残りすべての材料を加えてよく混ぜフキンでおおって室温で3日ほど置きます。その間、1日4~5回は材料をかき混ぜて下さい。これをよく煮沸消毒したビンの口から2cmくらい下までつめ、ブランデー少々を上からふりかけてフタをします。最低でも1ヶ月は熟成させてから使います。使うたびに中身をゆっくりとかき混ぜ、量が減ったら足していきます。家々で母から子へと伝わる味噌のようですね。
この作業はちょっと面倒ですが、これさえ作ってしまえばフルーツケーキも簡単に作れちゃいますよ~w
出来上がったシュトーレンはキレイに雪のような飾りを施します。
これを作るとなんだか気分はすっかりクリスマスですねぇ~♪(^0^)
kokoro