◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽1次リーグG組 アレマ0―4C大阪(3日・マラン)
C大阪はアウェーでアレマ(インドネシア)に快勝して、通算3勝2敗の勝ち点9とした。C大阪は前半に2点を先行。後半は乾の2得点で突き放した。
ACLの敵地で初めて勝ち点3をもぎ取った。勝ち点を9に伸ばして、1次リーグ突破に望みをつないだC大阪。
2列目に構えるMF陣が躍動した。象徴的だったのは前半31分だ。乾が入れた縦パスを倉田がかかとで流し、受けたのは清武。鋭いドリブルで進入し、ゴールを射抜いて先制点。「いいところで決められて良かった」と顔がほころんだ。
高温多湿な気候に、ピッチの芝はところどころがはげていた。素早いパス交換と豊富な運動量をベースとするC大阪にとっては、持ち味を発揮しにくいコンディションだった。
山東(中国)との最終戦に決勝トーナメント進出が懸かる。クルピ監督は「1次リーグ突破のためには大きな1勝」と会心の勝利に大きくうなずいた。