【昭和芸能舎版 舞台フラガール】話
映画版、赤坂ACT版とは違う、
芸能舎版のフラガールって何だろう…
って、稽古始まる前に考えてました。
ガールズが早々ダンス稽古に明け暮れていたので、ガールズ以外のみんなは大変だったと思います。
一番最初の稽古で、
炭坑夫達が「閉山、反対」って
登場するシーン。シビれたわぁ〜
幕が開いた芝居始まった感が凄くてワクワクしました。あの時の男性陣のテンション凄かったなぁ〜
芸能舎版は他とは違う、
炭坑夫の葛藤や家族の葛藤が
キチンと描かれておりました。
これは、羽原親方がやりたかった事の1つです。やっぱりこれがとても大きくて、アタクシは断然芸能舎版の話が好きでした
ガールズが主役ではないんです
大事な事と大事な人を守りたかった人達のお話しです。炭坑夫達もそれがヒシヒシと伝わるから切なくなります。
もちろん最後のダンスシーンが成立しないとこの作品ダメですけど、炭坑夫達がとっても重要なんです
アタクシね、ここだけの話ですよ
実は一番好きだったのは、
カーテンコールで「炭掘る仲間」を
肩組んで歌ってるところ。
ガールズ達はタヒチアンの衣装で、
炭坑夫達は後ろの壇上で、
みんなで歌ったあのカーテンコールが
最高に好きでした
なんかね、
新しい時代が来ても、
オレ達は炭坑の町で生きてきた
一山一家だみたいなね、
なんか胸張って歌ったのが一番「松子」になれた瞬間だったような気がするんです。
…本編じゃないのかい
って事はどうかご内密に
byえみぞう