わたしの人生を綴ったブログを
シリーズでお届けします。
当時の私には分からなかった、
言い換えれば、
思考を見直してきた
今だからこそ分かる
過去の豊かさがある。
このブログを
更新していくことは
過去の再創造。
お付き合いいだけたら嬉しいです
脱完璧主義で幸せを手に入れる専門家
思考の学校認定講師 木村絵美です。
このブログでは
子育ても仕事もパートナーシップも
すべてうまくいく思考を
お伝えしています。
人って、「記憶の操作」を
しているものなんですよ。
自分の覚えている記憶が
正しいに違いないって
思っていたりするものなのですが、
実は事実を脚色して
覚えていたりするものなのです。
なので、この過去の再創造シリーズでも
今の私が持っている過去の記憶から
書いているので、
もしかしたら
本当にあった過去の出来事とは
違うかもしれないんですよね。
でもまぁ、もし記憶が
事実と違っていたとしても
今の私が思い出せることしか
書けないので（笑）
記憶を辿って書いています。
今日は、弟が生まれた直後の話。
私、よーく覚えているシーンがあって。
母親が弟に授乳後、
まだおっぱいがはっていたんでしょうね。
母がマグカップに搾乳していました。
なんか私、マグカップの母乳を
じーーーと見つめていたのを
覚えているんですよ。
どういう気持ちだったのか
はっきりとは覚えていないけど、
（だって、3歳だもん）
そういう時は、想像してみます。
「あの時の私はどんな気持ちだったんだろう？」って。
答えは常に自分の中にあるからね。
それで、今想像すると
あの時の私は
「えみちゃんも欲しい！」
って言いたかったんだろうなって感じました。
だけど、もうお姉ちゃんなんだから
「そんなこと言っちゃダメ」とも
思ったんだろうなぁ。
3歳のチビえみちゃんなりに
「我慢」をしたんでしょうね。
こうして
「私は甘えられない！」
「私ばっかり我慢する！」
という思考パターンができ上がり。
下に兄弟がいる人は
あるあるの思考なんじゃないかな。
このブログを読んで、
もし、「私にもこういう思考がある！」
と感じたとしても、
幼い自分がそう思ってしまったことが
間違いだったとか
そういうことじゃないですからね。
だって、私の場合だったら
弟が生まれたとき
自分だってたったの3歳でしょう？
まだまだ甘えたいに
決まっているじゃないですか。
弟が生まれるまでは
当たり前に自分が甘えられるポジションに
いたんだから。
お姉ちゃん（お兄ちゃん）をやってくると
責任感も同時に養ってきてますから
ついつい
「私は甘えられない！」
「私ばっかり我慢する！」
という思考パターンをつくった自分に
ダメ出ししたくなるんじゃないかなって
私は思います。
でも、ダメ出しでは
何も変わらないんです。
ダメ出しの代わりに、
その時の自分の気持ちに
十分に寄り添ってあげたらいいんです。
「えみちゃんは
お姉ちゃんになって
我慢を覚えたんだね。
甘えるポジションを
弟に譲ってあげたんだね。
偉かったねぇ。
がんばったねぇ。
ありがとうねぇ。
さすがお姉ちゃんだねぇ。」
こうやって
お姉ちゃんとしての
人生を歩み始めた
幼い頃の自分を、
大人になった私が
めいっぱい褒めて
誇らしく思ってあげる。
私は、こうすることで
ひねくれた
「私は甘えられない！」
「私ばっかり我慢する！」
が解消されていきました。
誰も悪者にしない。
自分すらも悪者にしない。
悪者を創り出さない、
それが安心安全な世界ですよね
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