わたしの人生を綴ったブログを
シリーズでお届けします。
当時の私には分からなかった、
言い換えれば、
思考を見直してきた
今だからこそ分かる
過去の豊かさがある。
このブログを
更新していくことは
過去の再創造。
お付き合いいだけたら嬉しいです
第3話。
「いよいよ中間子人生のはじまり」
脱完璧主義で幸せを手に入れる専門家
思考の学校認定講師 木村絵美です。
このブログでは
子育ても仕事もパートナーシップも
すべてうまくいく思考を
お伝えしています。
両親とお兄ちゃんに
十分に可愛がられた私に
とうとう弟ができます。
弟とは3歳離れているんですが
今日は弟が生まれる前の話。
小さい頃、
母親と一緒にお風呂に入って
母のお膝の上で髪の毛を
洗ってもらってもらうのが
大好きだった。
母はいつも仕事が忙しくて、
看護師で夜勤なんかもしてて
一緒に居る時間も少なかったから、
なかなか甘えられないって
私が感じていたんでしょうね。
幼い私にとって
お風呂でのスキンシップが
安心感に包まれる
大切な時間だったと思うんですよ。
でも、いよいよ母のお腹も大きくなって
母が私をお膝の上に座らせて
くれなくなりました。
私、それがすごくショックでね。
今でも覚えています。
「いやいやいや！
抱っこして！抱っこして！」
ってものすっごく駄々をこねたこと。
そのときから
弟への嫉妬は
はじまっていました。
駄々をこねまくる私に
「いい加減にしなさい！」
とかなんか、
具体的な言葉は覚えていないけど
母に怒られて
さらにギャン泣きしたと思う。
母も、あの時の私を
覚えているって。
私がいつになくワガママを
言っていたから。
思えば、あの時の母の態度は
未来の私からの
「これからお姉ちゃんになるんだから
しっかりしろ！」
という激励だったんだなぁ。
それに、
小さかったから
つい嫉妬しちゃったけど、
今ならお母さんの気持ちが分かる。
大きいお腹で
お兄ちゃんと私を育てながら
働いていたんだもんね。
大変だったよね。
お母さん。
あのとき抱っこしてくれなかったこと
今までずっと恨んでごめんね。
今なら分かるよ。
お母さんだって私を嫌って
抱っこしてくれなかったわけじゃ
ないってこと。
｢抱っこしてくれなかった」んじゃなくて
｢抱っこしてあげられなかった」んだよね。
弟くん。
生まれる前から嫉妬してごめんね。
でも、他の誰でもない私が
お母さんに言ってたんだ。
兄弟がほしいって。
それはつまり、
弟が生まれた日は
本当は、私の願いが叶った日だってこと。
もう十分に、親からも
お兄ちゃんからも
愛されているって
満足した私がいたから
弟を誕生させた。
実際、弟が生まれてから
私は本当に本当に
弟を可愛がって世話をしたもんね。
だからもう
お母さんを恨んじゃった私も、
生まれる前から弟に嫉妬しちゃった私も、
赦すね。
そして、
一所懸命「お姉ちゃん」をして
小さい頃から愛を与えることを
していた私のことを
もっともっと褒めて
認めてあげるね。
弟くん。
生まれてきてくれて
ありがとう。
私をお姉ちゃんにしてくれて
ありがとう。
弟くんのことが大好きだよ。
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