やましたひでこ公認断捨離®チーフトレーナー
鎌田記規子です。
お通夜、告別式に行った時に、
お返しと一緒に添えられている、
お礼状。
大概、以下のような感じ
故 〇〇に葬儀に際しましては、
ご多忙のところ、ご会葬賜り、
まことにありがとうございました。
ここにご芳情に深謝し、
謹んで御礼申し上げます。
ところが先日知人のお父様のご葬儀の
お礼状は、形式的なものではなく、
心がこもっていて、
奥様の旦那様への気持ちが溢れていて、
感動してしまいました。
こちらが現物。
葬儀屋さんが、喪主の奥様のお話を聞いて、
作ってくださったそうです。
家族葬ということもあったのではというのですが、
ただの形式だけより、
故人の人柄が垣間見えて、
いいなあ、と思いました。
実際、娘さんから見た、そのご両親は、
どうでしたか?と伺うと、
「母は、父を頼りにしていましたし、
父は、母を信頼していました。
会話も多く、いつも笑い声が聞こえていました。
毎晩お風呂も一緒でした。
夫婦は毎晩一緒に入るものだと、
結婚するまで思っていました。
お互いがお互いを尊重し、誉めあっていました。
「この料理美味しいな、さすが私のワイフだ」
「働いてくれるあなたのお陰で作れるのよ。」
「いやいや、作ってくれるワイフのお陰だよ。」
「いえいえ、あなたのお陰よ」
これが日常だったようで、
嘘のような?本当の話ですが、
このような家庭の雰囲気は
あたたかで、居心地がよく、
穏やかな気持ちで過ごせますね。
私たちの夫婦関係はどうだろう?
今では、断捨離のお陰で、
喧嘩もほとんどしないし、
何より、お互いを信頼、尊重しているような関係に、
慣れているな、と感じています。
お互いが亡くなる時に
どう感じられるかですけれどね。
うちもこんな風に思えたら、いいね、と
いうと、
急に、「ワイフの料理はうまい」と取ってつけたように
言い出すので、
「似合わない」と言っておきました。
だって、自らをお殿様と行っているのだから。
このご夫妻のような境地には至りませんが、
日常
同じ屋根の下で生活を共にする、
夫、パートナーとの関係は、
いいことに越したことはないはず。
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