「勘当息子」 | 福岡の中心より愛を叫ぶ!~DQMSLに愛を込めて~

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読者の皆さ〜ん・・・愛してま〜〜す!!

皆さん、こんばんは!(^-^)





今夜のブラックジャック先生の名言・・・







「虫垂だの農家の四男坊なんてのは


 やたらに切っちまっていいもんじゃないだろう」


 

                           (「勘当息子」より)







【「勘当息子」あらすじ】


雪の田舎町に降り立ったB・J、

彼は町外れの民宿に一夜の宿を求めた。

そこの老婆は自分の還暦の祝いの準備をしていた。

久しぶりに都会から3人の息子が帰ってきてくれると老婆はうれしそうだ。

しかし息子たちは帰ってきてはくれない。

ガッカリした老婆はそのまま持病を悪化させて倒れてしまう…。




大雪の日、


雪で架線が切れて電車が不通に。


足止めを食らったブラックジャック先生は、


雪の田舎町に宿を探すハメになった。


どこも客でいっぱいだったが、


5キロ離れた町外れに、


おばあさんが営んでいる民宿があると聞き、


そこを訪ねる事に。


ところがその民宿のおばあさんは、


「今日は自分のせがれが3人泊まる事になっていて、


お客さんはお泊めできない」


・・・と断ろうとする。


しかし、


雪道をはるばる来てくれたお客さんを、


むげに帰してしまうのを忍びなく思ったのか、


あまりおもてなしできなくても良ければ・・・と、


ブラックジャック先生を泊めてあげる事に。






部屋へ案内されて話を聞いていると、


今日はそのおばあさんの60歳の誕生日で、


還暦のお祝いのために、


3人の息子たちが帰省してくれる事になっているのだという。


13年ぶりに帰ってくるという息子たちのために、


3日がかりで夕飯を準備したり、


おばあさんは息子との久々の再会を楽しみに待ちわびている様子。





そんな中、


ブラックジャック先生は部屋の一角に、


古い勉強机を見つける。


おばあさんは、


息子たちが子供の頃使っていたものを売らずに置いてある


・・・と説明するが、


ブラックジャック先生は、


机が ”4つ” ある事を指摘する。


息子は3人のはずなのに、なぜ机が4つあるのか?


・・・と聞くと、


おばあさんは、


一人は出来の悪い子で死んだ・・・と冷たく言うのみだった。




その後、


電報が2通届く。


長男と次男からのもので、


どちらも仕事の都合がつかず帰れなくなった


・・・というものだった。


せめて三男だけでも・・・と希望を抱くおばあさんだったが、


その三男からも電話が入り、


やはり忙しくて帰れないと言う。


一晩だけでも話がしたい、声が聞きたい・・・と、


懇願するおばあさんだったが、


三男は冷たく電話を切ってしまう。





息子が誰も帰ってこないとわかり、


部屋で一人寂しくしょげるおばあさん。







しかし、その夜更け、


一台の車が家の前に止まる。


ドアを開けると、


何と四男坊が家の前に立っていた。





死んだと聞かされたが?


・・・とブラックジャック先生が尋ねると、


昔グレて悪さばかりしていたから、


父親に親子の縁を切られて勘当されたのだという。


しかし、


今日が母の60歳の誕生日という事を覚えていて、


還暦のお祝いをしたくて帰ってきたのだと。


そんな母親思いの四男坊なのだが、


おばあさんは、


「お前はもううちの子じゃない。


 おとうさんの遺言でもある。帰れ!」


・・・と冷たい。





ところが、


おばあさんは持病を悪化させて倒れてしまう。


四男が言うには、


おばあさんは昔、虫垂炎を患っていて、


それが慢性化したのだと。


実は四男は、


母の病気を治したくて医者になったと言うのだった。




しかし、


ブラックジャック先生は、


これは虫垂炎ではなく恐らく移動盲腸だという。




実際手術をしてみると、


虫垂に異常はなく、


ブラックジャック先生の見立て通り、


移動盲腸だったことがわかる。




母の持病の再発を心配し、


虫垂もこの際切ってしまった方が安全では?


・・・と提案する四男だったが、


ブラックジャック先生は、


切る事はないと却下。


その理由を四男が尋ねたところ、


返ってきたブラックジャック先生の答えが上の言葉。





勘当された四男の立場とかけて、


ブラックジャック先生なりの粋な言い回しですよね(笑)^^



四男の心情を思いやり、


一度はグレて勘当された身ながら、


母を想い、


医者の道を目指す立派な大人になって帰ってきた彼に対する、


ささやかなエールのようにも感じました。



実際この後、


ブラックジャック先生の勧めもあり、


四男は母に、


この家で医者として開業する事をお願いし、


母ももちろんそれを許します。




かつては親に迷惑ばかりかけた四男が、


時が経って大人になり、


そして今、


子が離れ寂しさを募らせている母のもとへ帰り、


ようやく勘当が解かれ許される・・・


きっとこれからは、


たくさんの親孝行をするのだろうな~という余韻を感じる、


とても心温まるエピソードでした♪ニコニコ






では、また~!(´∀`*)ノシ バイバイ



















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