AIR/アメリカ/2015年/監督脚本 クリスチャン・カンタメッサ
ノーマン・リーダス、ジャイモン・フンスー
ここのところ更新をサボっています。映画は引き続き観ているのですが、メモだけがどんどん溜まってしまっております…。メモが30を超えてしまった辺りからもはややる気を失い気味です…。
ところが、今作はどうしても後味悪かったので他をすっとばして書く気になったという次第です。
設定は悪くないですし、俳優さんもいい感じなのですが、脚本が雑。さらにまとめ方が下手。
可哀想な男バウワーを演じるノーマン・リーダスはなかなか良い感じです。(ウォーキングのデット効果でかっこいいというフィルターがあるかもですが)カートライトも悪くはないです。
ただ、ラストが納得いかない。わたしはやっぱりダークサイドに足を突っ込んだ人はそれなりの報いを受けてほしいと思ってしまいます。
がっつり結末を書いてしまいますのでご注意ください。
爆破やらなんやらあって地上の空気が有害物質に汚染された世界で、人々は地下で冷凍睡眠をすることで地上の汚染がなくなるまでやり過ごすことにします。しかし、もちろん全人類というのは無理なので選ばれし優秀な科学者たちのみが対象です。そしてそんな彼らを生かすために、2人の技術者が半年ごとに冷凍睡眠から起きて2時間の間だけ空気が用意される空間で機器を整備しています。
いつも通り目覚めて機器を整備していたのですが、カートライトの冷凍睡眠装置が壊れてしまいます。それをきっかけに2人が揉めまして…。というまあ、分かりやすい展開です。
結末を先に言ってしまいますが、カートライトがバウワーを殺して冷凍睡眠装置を使用します。そして実は選ばれし科学者のうち1人だった婚約者とハグして終了です。
なんのお咎めもなし!
納得いかん!
しかもバウワーは世界が本気で崩壊するなんて思っておらず、妻と娘2人を地上に残してきてしまった過去があり、それを悔いており現在はカートライトを「家族だ」ととても大切に思っていたのです…。それを…。
個人的には、ラストはカートライトが婚約者の幻覚の誘惑に打ち勝ち、実はバウワーに打った薬は睡眠薬で彼を冷凍睡眠装置へ入れており、婚約者へメッセージでも残して自分が犠牲になる、という展開を期待しておりました…。
なんかこのラストだとバウワーはひたすら可哀想な男だし、カートライトは自己中心野郎という感想しかありません。そしてカートライトをそそのかした婚約者はただの悪女といった印象です。
あと、どうみても機器類が現代に合っていませんし冷凍睡眠装置もとても長期の使用に耐えられそうにもない…。低予算作品感バリバリです。でもどんなに装置などがいまいちでもストーリーが面白ければどうにかなったと思います。残念。
