ここ1週間くらいよく夢を見る(以下、多夢という)。
それもいい夢でない、夜中目を覚まして嫌な気分になるやつ。
夢と薬膳は関係なさそうだが大いに関係する。
それはここで度々書いている『肝』である。
肝は血液を貯めておく場所である、寝ている間に血液は肝に戻り浄化される。
肝自身も血液により滋養される。
この血液が心のポンプ作用により全身に循環する。
心は精神や思惟活動を主る。
脳と直結しているので血液が不足すると心に負担がかかり脳が休まらず眠れなかったりする。
これが不眠や多夢の症状として出る。
前回にも書いたがわたしは肉や魚は少しでいいので血液を作る材料が不足しがち。
血虚(けっきょ)の状態だ。
これはずっとのわたしのテーマ。
最近の症状としてはめまい、多夢、手のしびれ、五心煩熱(手の平や足の裏、みぞおちの奥の熱症状)、下瞼の痙攣などが当てはまる。
この夏はたくさん汗をかいた。
東洋医学では汗をたくさんかくと血液の消耗が激しくなると考える。
肉や魚をあまり食べない血液不足気味のわたしがこの夏、よく汗をかいて血液をさらに消耗させて血虚の状態を悪化させた。
これですな。
そこで今日は作り置きして冷凍しておいたサムゲタンを食べました。(日にちが経っているので生薬の効果はどうだろうか…)
なつめやクコの実といった血を補う生薬を使った薬膳醤油麹で炒め物をして食べました。
ぼーっとしていた頭も少しはっきりしてきたようだ。
今回も5日中に更新する、を何とかやれた。
今日も一日が終わる。