ジャスティンミラノ | Remember Every Moment

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(人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない…。)


ジャスティンミラノ。無敗の皐月賞制覇!!

キャリア3戦での戴冠、1分57秒台の驚異的レコードは管理する友道調教師、そして調教をつけていた故藤岡康太騎手など、携わっていた人たちには見えていた結果だったのかもしれない。

ジャスティンミラノは2年前のダノンベルーガのように2戦目で共同通信杯を制していましたが、勝ちタイムが同日の未勝利戦よりも遥かに遅いスローペースの前残りレースだったことから、特にYouTuber(失笑)の評価が低かったそうですw相変わらずバカですね。

ジャスティンミラノは友道先生によると、同時期のドウデュースと同じくらい調教で動くそうです。と、いうことは多少負荷のかかるレースになっても耐えられると考えてみるべきで、なんといってもたったキャリア1戦で2歳チャンピオンのジャンタルマンタルを完封するなど、並の馬にはできません。

もう一つは、直前のレースで武豊騎手が期待通りに逃げ切ってくれたこのレースやその前の皐月賞と同距離のレースを見てわかる通り、この日の中山は後ろから行く馬が差してくるにはちょっと難しい前残り気味の馬場状態。かといって皐月賞の逃げ切り勝ちは伝説級の名馬ミホノブルボンまで遡らなければ存在しないので、前付けして雄大なフットワークでいい脚を使うジャスティンミラノにうってつけの条件。あとは鞍上、戸崎次第・・・

セイウンプラチナの配当が予想以上に良かったので、戸詐欺に遭っても構わないという強い気持ちで買いました。

レースは浜中のメイショウタバルが予想以上のハイペースで逃げ、4コーナー手前の手応えと、高野調教師の皐月賞向け完璧仕上げ&川田のほぼ完璧騎乗で抜け出したジャンタルマンタルがリードを広げていたので、残り1ハロンのポストのあたりで観ていた自分も一瞬負けを覚悟しましたが、そのあとエンジンがかかって追い詰めてからはなんとかゴール寸前でジャンタルを捉え、後ろから追いすがっていたモレイラのコスモキュランダをなんとか凌ぐ、というキズナ産駒×戸崎の相性の良さで辛くも戴冠しました。


勝利インタビューの通り、故藤岡康太騎手がさいごのひと押しをしてくれたのかもしれません。

でも本当に信じられない。つい2週間前に、通算800勝していたんですよ。


とてもいい騎乗でした。こういう混戦レースを断ち切るかのように勝つのはいつもピンクのソックスの藤岡騎手でした。(小倉のダート1700メートルとか、本当に誰よりも上手かったです)


人生というのは、本当に何が起こるのかわからない。

自分自身も、この1週間はまさに春の嵐みたいな感じでした。僕は後悔なく、なんとか仕事を切り抜け、また明日がある。