シャノン川に架かるサイン | That's where we are

That's where we are

the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

アイルランド第三の都市リメリック

そのダウンタウンに沿って

シャノン川が走っている

 

 

シャノン川に架かるいくつかの橋

そこを渡る際、目に入るのが

メッセージが書かれたボードの数々

 

 

川へ飛び込むのを

思いとどまって欲しいというメッセージだ

 

このようなボードがいくつもあり

中には、シャノン川で命を落とした人の

家族の思いが綴られている物もある

 

 

少し古いデータだが

リメリックの自殺率は

アイルランドの他の地域と比べ高い

 

理由は経済的困窮であったり

ドラッグ、アルコールの問題であったり

医療システムへのアクセスであったり

 

街の真ん中を走っているシャノン川に

飛び込もうとした人達の数は

2010年代後半から2020年代前半の

5年間で500人近くにもなった

 

 

その行為を未然で防ごうとするのが

Limerick Suicide Watch(LSW)という

ボランティア団体で

私がリメリックに関する情報を

探し始めるとすぐにSNSに名前が出だした

 

LSWは夜間、シャノン川周辺をパトロールし

川へ飛び込む可能性があるのでは、と

思われる人たちに声をかけるボランティアだ

 

私がアイルランドへ引っ越すのは

夫がアイルランドで働きたいからで

私はこれといって何をする、という目的はなし

 

近くのスーパーマーケットで

目新しい物を見つけて回るのも

数時間で帰って来られる場所へ

遺跡を見に回るのも良いかもしれない

 

でも、それだけでなく

何かコミュニティーの一員として

できることはないか?と考えていた

 

その時LSWを見つけたので

ここでボランティアをしてみようと思った

 

 

結果から言ってしまうと

ボランティア・オリエンテーション直前に

夫と私が別の地域へ引っ越すことになり

地理的に無理になってしまったのだが

 

ボランティアに登録しようと思った時は

まだ、ビザとかPPSNとかの手続き中だったので

(PPSN= Personal Public Service Number

ソーシャル・セキュリティー・ナンバーとか

日本のマイナンバーみたいなもの)

 

 

まず、ボランティアに必要とされるコースを

取っておこうと準備を始めた

 

コースは

Let's Talk About Suicideという

オンライン・コースと

ASIST という二日間の講習会

(Applied Suicide Intervention Skills Training)

 

自殺を考えている可能性がある人を

どう見つけ、どう話を切り出し

どう対処するか、というトレーニングだ

 

 

ちょうど家の近くでASISTがあったので

登録して参加することにした

(続く)

 

 

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