メルヘンチックな沈む塩の町 | That's where we are

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the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

ハンブルクから少し南へ下った町に

娘のボーイフレンドの家族を

訪ねていった時の事

 

はじめに待ち合わせをしたのは

リューネブルクという町

 

この町は、昔は塩の生産と流通で栄えた事で有名

北ドイツ最古の木造建築物だとか

中世のレンガ造りの建物があったり

ナチス・ドイツが無条件降伏を受け入れる

書類にサインした場所が近くだったり

 

昔から近代史に至るまで

色々と名前が出てくる所の様です

 

そう言えば、ハンブルク聖ニコライ教会の地下に

イギリス軍による爆撃により

大きな被害を受けたハンブルクから

被害が少なかったリューネブルクへ

歩いて行った人の手記があったような

 

お菓子の家の様な、凝った可愛い建物が

あちこちに見られる町の中心部 Am Sande

 

ドイツ人にも人気の観光地の様です

 

1800年台ナポレオン戦争時に

壁にめり込んだ大砲の弾なんてのも

 

あちこちに咲き誇るバラ

 

1時間くらい町の中を案内してもらい

駐車場へ戻る道で、ボーイフレンドのお父さんが

50メートル位離れた所にある家を指差し

「あれ、分かりますか?

右に傾いているでしょう?」

 

・・・確かに、首を傾げてその家を見たら

真っ直ぐに建っているように見えるわ

 

現在、塩の生産は行われていないけれど

昔、地下から塩水を大量に汲み出したせいで

少しずつ、地盤沈下が進んでいるそうです

場所によっては、2メール位沈んでいるのだとか

 

こわっガーン

 

ボーイフレンド家族の家に直行、と思っていて

こんな可愛い町の観光付きとは知らず

下調べをしなかったのが残念

 

次回は是非、観光目的で時間をかけ

塩博物館なども回ってみたいです

 

 

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