ドイツの父の日に | That's where we are

That's where we are

the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

今回、ドイツ・ハンブルクを訪れたのは

昨年8月、ドイツへ移った娘に会うため

 

 

そして、娘がドイツへ引っ越すことを決めた理由の

一つである娘のボーイフレンドに会うため

 

ビデオ電話を通じて何度か話してはいたものの

実物はいったい、どんな人なのか心配で

実際に会ったら、全然違う印象だったって

結構聞く話じゃないですか?

 

結果、とっても良い子でした

(良い子って、大人なのですが)

娘のことをとても大切にしてくれている

 

彼の娘に対する甘やかし方が

夫が私を甘やかすやり方とそっくりで

ヘンなところが共通するものだな...(笑)

 

私たちといる時は、ずっと英語で話していたのと

多分、私たちに遠慮していたのもあって

おとなしい子だな、と初めは思っていたら

ドイツ語で話しているときは結構喋る

娘も「普段は喋りっぱなし」だと

 

それって、うちの夫そのものじゃないですか

 

その本人、我が夫も夫で

「君のお父さんの気持ちが

今になって良くわかる」

 

私のこと、日本から連れてきちゃったもんね

 

二人はかれこれ、2年以上つきっていて

ハンブルクから30~45分くらいの所に

彼の実家があるので、娘は何度も

彼のご両親にお世話になっている

 

できれば、ご両親にご挨拶を、ぜひ

みたいには思っていたけれど

それを要求するのも、ずうずうしいかと思っていたら

祭日である父の日に、ご実家へ招待してくれました

 

父の日って、世界どこでも6月かと思っていたら

ドイツでは、イースターから6回目の日曜の後の木曜日

2ステップで数えるので、忘れられそう

 

「ドイツの父の日って、何するの?」と訊いたら

「BBQ して、ビールを飲む」

 

BBQって、アメリカの習慣かと思っていたわ

ドイツ人もBBQするのね

 

家族でお祝いするよりも、父と息子で過ごすようで

(または男同士で過ごす)

私たちがハンブルクへ来ると決めるまでは

父・息子で、サイクリングへ行く予定だったらしい

 

男同志で飲む、にかこつけて

ティーンの男の子が友達と集まって

飲んで騒ぐ日でもあるみたい

ボーイフレンド地元の教会前広場では

ティーンの男の子10人ほどが

円になって集まり、サッカーボールを蹴りながら

ゲラゲラ笑って、歌って、騒いでいました

 

ボーイフレンドのご両親とお姉さんと待ち合わせた

こぢんまりした町は、ドイツ内では割と知れた観光地の様で

特徴があるつくりのかわいい建物が並び

まさに、メルヘンの町ドイツ、みたいな

次回はぜひ、この町をゆっくり見て回りたい

 

 

その後、ご実家へおじゃまして、BBQ

 

話を端折ると、ご実家の方々は

良い意味で、普通の実直な方々でした

 

うちみたいにER医が二人の家より

絶対にまともな人間が育ちそうなご家庭

 

ERが親になるとこんなの下矢印 (;^_^A

 

 

こんな親二人に育てられ

うちの子たち二人、割と普通に育ったんじゃないかな

 

多分, ね

 

娘のことは、心配は尽きないけれど

彼氏とご両親とお姉さんはみな、良い方で

ちょっとだけ、心配することが減った様な気がします