イミグレーションを通る時から
ドイツって、もっと整理整頓上手で
物事がすんなり滞りなく
進む国だと思っていたのだけれど．．．
ドイツ、ハンブルク空港
イミグレには長い行列ができていて
それを2人のオフィサーが捌いている
チョットどいて、どいてと
小さい子連れだから先に通らせてと
中東系の若い女性と赤ちゃん
その後にゾロゾロ続く家族?親戚?
そんなグループが次から次に横入り
その団体さんとイミグレ・オフィサーは
言葉が通じないようで
電話通訳みたいなのを使っていた
あれ、結構時間食うのよね
まあ、イミグレは多国籍を扱うし
混沌としているのを
ドイツだけのせいにするのは駄目よね
(そしてさらに待つ)
やっとイミグレをを越え
預けたスーツケース4つを取りに
電子案内板に表示されている
荷物が出てくるはずの場所行き
待てど待てど．．．
一個も私達のスーツケースが出てこない
そのうちバゲージクレームを
端から端まで歩き回った息子が
全然違う番号のカルーセルから
出てきた(済)スーツケースを発見
ま、こういうこともあるか
と思ったら
夫の姪っ子の結婚式のため
ハンブルクからミラノに飛び
結婚式のあと、またハンブルクへ
戻ってきた時の事
バゲージクレームで
また全て、スーツケースが見つからない
今回は隅から隅まで
バゲージクレームを歩き回っても
預けたスーツケース5個
影も形もなし
しばらく探したあと
娘と娘のボーイフレンドが
使った航空会社のカウンターに
どうなっているのか訊きに行った
荷物を預けた際に貰った
チケットの番号をカチャカチャ
コンピューターに打ち込む係員
ドイツ語で、娘とボーイフレンドに
なんやら言っている
顔を見合わせる娘とボーイフレンド
「なんて言ってるの?」
「荷物を積んだコンテナが
一個丸ごと行方不明だって」
さすがに、これは予想外だった
直行便で、コンテナ、どうやって失くす?
見つかったら配送するから
スーツケース一つ一つの
特徴を詳しく言ってくれ、と
言いながら、係員のお姉さん
あなた、私達が言ってることの
半分もタイプしてないでしょう?
娘と私が3つ目のスーツケースの
特徴供述に入ったところで
ボーイフレンドとまたしても息子が
「お母さん、５つとも見つけた!」
航空会社が見つけられないコンテナから
降ろされたスーツケースが
表示されたのと全然違うカルーセルから
出てきた所を発見
どうなってるんだ
ハンブルク空港?
ドイツに２年ほど住んだ娘の感想