アラスカ州ウトキアヴィク(バロー)
着く前から、そして着いてからも驚きと疑問の連続
バローに到着してみると
夫の次に話したのはフィリピン人のタクシー運転手さん
病院のカフェテリアでご飯を作っているのも
フィリピン人の男性と女性
病院と宿舎の間の送り迎えをしている
バンの運転手さんもフィリピン訛りの英語だった
雪と氷のど真ん中に経っている「コーヒースタンド」に
食べ物メニューの中にアドボがあったり
1カップ9ドルのコーヒーに「ミルクと砂糖入りで」と頼んだ夫に
「アメリカーノか?ブラックコーヒーか?」ときいたのは
フィリピン人のおばあさんだったし
ここ、物凄くフィリピン人が多くないですか?
アジア人の占める割合が少ない
サウス・カロライナのビーチタウンから飛んでくると
アメリカ国内ながら、私の方が夫より溶け込めるような
そんな錯覚に陥ります
バローはアラスカ先住民(アラスカン・ネイティブ)
特にイヌピアットという一族が多く住む町で
人種構成は60%の住民はアラスカ先住民
20%は白人、9%強がアジア人
アラスカ先住民はモンゴロイドなので
「アジア人」と見分けが殆どつかず
地域によっては、日本にいても馴染む様な外見
人によっては、アジア訛り?みたいなアクセントの英語
この人、韓国人かしら?と思っていたら
小さい頃マクタック(クジラの皮と皮下脂肪)を
調理していてなんたら...という話をしていたのと
名前から、バロー辺りで育ったイヌピアットの様でした
アジア訛りの様なアクセントのある英語を話す人も
それほどアクセントがない人もましたが
そもそも出会った人の数が少な過ぎて
どこで違いができているのかわかりません(;^_^A
フィリピン人が多いのは、バローだけではなく
捕鯨、金発掘、水産加工業などの分野で働くため
1700年代後半からアラスカ各地にやって来て
アンカレッジのアジア系の半数はフィリピン系なのだそう
両手の指の数の方が多すぎるバローのレストランの中には
韓国人経営の日本料理店もあります
寒いから、辛い韓国料理の方が温まって
売れそうな気がするのですけれどね