恐怖のポッドキャスト(2) | That's where we are

That's where we are

the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

某社から依頼されたポッドキャスト

 

活舌の良い司会者とは反対に

私はあちこちでつまづきまくって終えた録音

 

いくら編集する人の腕が良くたって限度があろう

私のしどろもどろさと、オタオタした様子は消えず

そこらへんは、編集されたものをチェックするまでもなく

覚悟はできていた(つもり)

 

でもねえ

録音中の自分を

編集されたものを聞いてビックリしたのよ

 

私、こんな声でこんな喋り方だっけ??

 

なんと言うか、物凄いアジア訛りの英語

 

そりゃね、アジア人だし

英語が母国語でもないし

訛りがない英語を話すとも思っていないし

 

自分の声は、自分で思っているのとは違うのは知っている

でも、録音された講義とか学会とかのビデオで

自分の話し方とか、声とかは聞いたことがある

コレは私が知っている私の録音された声とも

私の話し方とも違っているのだ

 

一番近い他人である夫に聞かせてみた

 

「いいんじゃない?間違えたことは言っていないし」

「それは良かった。でも、気になるのはそっちじゃなくて

私って、いつもこんな話し方、してるの?」

 

いや、前とちょっと変わったよね、と夫

 

去年から今年にかけて色々と歯を治した

私の美的感覚と歯医者の美的感覚が違うのだろうか

前歯が少し出気味になっているように思う

それ以外にも微妙に噛み合わせが変わった

多分それが原因で、口がうまく回らない

 

私の仕事は喋ることが大部分を占める

周囲の人は今さら私の発音や文法などは直してくれず

日本語の能力は劣化すれども、英語も上達しない

一生劣等感にさいなまれ暮らすのは嫌なので

少しでも理解可能な発音に近づこうと

車を運転中、ラジオパーソナリティーの言うことを復唱し

発音の練習代わりにしていたのだが

今年になって、上手く付いていけないような気がしていた

 

気がしていた、じゃなくて

やっぱり発音ができなくなっていた

 

周りの人が「え?何?」と聞き返していたのは

アレルギーのせいかなとか

コロナ・パンデミックのため、常時マスク着用

(それもタイトなN95)のせいかなとか思っていたが

私自身のせいでもあったのだ汗

 


(大学では常にマスク着用必須とのこと

子供のためにマスクを色々縫っています)

 

結局、ポッドキャストの方は

電話の前で頭を下げて謝りまくって

部分的に再録音をさせてもらった

できるなら、全部最初から終わりまで再録音させて欲しかったが

そこまでは流石にお願いできず

 

その後

コロナのため、暫くご無沙汰になっていた歯科へ

デンタル・クリーニングに行った際

歯科衛生士さんに相談してみると

歯科医「じゃあ、噛み合わせの調整をしましょう」

 

すこ~しだけ、あの歯、この歯と削ってもらって

あ、なんとなく噛み合わせが均等になったような

なんとなく話しやすくなったような

 

これって、気のせいかしら???

 

 

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