一か月前に高校を卒業するはずだった息子
コロナの影響で卒業式を始め
プリKから14年間通った学校生活の終わりに
数週間にわたって行われるはずの
色々なイベントはキャンセルになった
延期したところで、いつ変わるとも知れない
州の規定により、実施できるかは分からない
現在も、一部屋には25人まで
屋外でも250人以上の集まりは禁止
そんな中での卒業式
遂行して下さった先生方、特に学長先生には
感謝しかない
息子の学校の高等部は「ハウス」制になっていて
ハリポタの様に、生徒は7つのグループに縦割りに分けられ
運動会等のイベントは、このハウス同士で競い合う
各ハウスは学校に貢献した人にちなんでおり
息子のハウスの名前は『若草物語』の
著者の父親の名前が付いている
生徒、教員の方は毎年式が行われる野外の広場
家族(生徒1人につき2名に限定)はハウスごとに
違う部屋で待機し、ライブストリームで式を見学
待機場所へチェックインすると、まず検温
熱がなければ、建物の中へ入る
待機所の椅子も、6フィート(180㎝)間隔
式が始まるのを待っている間、流れていたのは
何故か、白鳥の湖第2幕
(ザハロワの黒鳥が一番好き)
国家斉唱で式は始まり
学長、理事長、クラス代表等のスピーチの間に
証書授与を入れ、飽きないようにする構成
証書授与はハウスごとに行われ
父兄も自分の子供のハウスの番になると
広場へ誘導され、一緒に祝うことができた
いつもの理事長から証書手渡し、握手は省き
学生はステージ上のテーブルに置かれた
証書をピックアップする
最後はまた、一年に数回
特別な時にしか鳴らさない鐘の音と共に
ハウスごとに広場を退場していく
退場の際、学長先生がハウスごとに
一言のメッセージを読み上げる
"Go make the world a better place."
And I think he will.