採用条件と夜中1時のクルー二― | That's where we are

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the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

昨日、「元モデル」の研修医の

話を書きながら、思い出したこと

 

現在勤務する病院へ行く前は

2年ほど、バイト生活を送っていた

 

助っ人が要るERへ行って働く

 

バイト先を斡旋してくれる

派遣会社(Locum company)を通してなので

バイトというのか、派遣というのか

それとも、フリーター?

 

そのうちの一つ

家から1時間半とやや遠いし

忙しい所ではあったが

結構仕事がしやすかったER

 

電話の取次ぎをしてくれたり

書類をまとめてくれたりする

デスク係(事務員さん?)は若い女性で

いつもニコニコ、可愛らしい人だった

 

勝手の分からない私に

その患者なら、誰々に連絡したら良いとか

今日、どこどこの科のオンコールは

ドクターXXで、この先生と話す時は

ちょっと気を付けた方が良いですよ、とか

色々プラクティカルなことを教えてくれた

 

ある日、彼女はそこの病院に勤務する

医師のリストをコピーしてきて

 

「私の一押しはこの先生方です」

 

イケメン(彼女の好み)男性医師の名前に

ハイライターで印を付け出した

 

「お勧めが、心臓内科に固まってるねぇ」

 

こちらは結婚し子供もいるし

デートの相手を探しに来ている訳でなく

ふ~ん、じゃあ、この人たちの

顔を見るの、楽しみにしているわと

適当に流していたが

 

そこのERで働くこと、数か月

 

事務員さんのおススメは

単に彼女の好みだけじゃなかった

 

ここの心臓内科

顔で採用、不採用を決めてるのか?

 

そう思うくらい、見栄えの良い医者ばかり

 

郊外も郊外

どちらかというと田舎にある病院

 

なぜ、こんなにビジュアルの良い

医者が集まるのか不思議だった

(顔だけでなく、頭も良いし

各患者のことをよく知っている

良い先生方でした)

 

shallow focus photo of blue and gray stethoscope on brown wooden table

Photo by Bill Oxford on Unsplash

 

夜中の1時くらいのコンサルト

いくらオンコールとはいえ

起こされて機嫌が悪い人が多いのに

 

「とても興味深い症例ですね

コンサルトしてくれて有難う」

 

ニッコリと笑って、握手を求めて来る

ジョージ・クルーニーを少し

スリムにしたような心臓内科医

 

別に、私はジョージ・クルーニーの

ファンではないのだが

 

夜中の濁った様な雰囲気のERで

彼だけは、スポットライトが当たったように

なんだが光り輝いていた

 

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