「づくし」の旅2 | That's where we are

That's where we are

the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

ベトナムはハノイのカントリー・サイド 

(アヒルを買う農家が沢山)
 

行ったことがあると言う人でも

ミニ・バスを何度か降りて道を訊き

横道に入ることを繰り返し着いたのは

何百ものコブラ等毒蛇を養殖するお家

 

網越しではあるけれど

大量のコブラにフッーと威嚇され

これは、なかなかない経験だわと思っていたら

 

「お昼ごはんの用意ができました」

 

コブラ小屋へ案内された際

若い女性と男性が地べたで野菜を刻み

唐揚げの様な物を作っていたが

あれは私たちのための昼食だったのか

 

テーブルと椅子が沢山並べられた

小屋の方へどうぞ、どうぞと言う

「ヘビの館」のオーナー

 

その横の小屋で、500mlから1リットルほどの

瓶をと取り出してきて、その中に

さらに大きなプラスチックの容器に入った

透明な液体を振り分けだした

 

 

「何ですか、これ?」

ベトナム人ドクターが笑いながら

「これは、ベトナムのウィスキー

これに蛇の胆汁を入れて飲むんだ」

 

はぁ

 

ヘビの胆汁...ですか?

さっき、思う存分見たヘビね

 

って、ヘビの胆汁、飲むの!?

 

 

席に着くと、オーナーはショットグラスの

一つ一つに緑がかった半透明な液体を

並々をついでいった

 

カンパ~イ!」

 

ベトナム人ドクター達は平気な顔で

クイッとグラスを飲み干す

 

これ、「飲めません」とかいう

雰囲気じゃないよなぁ

 

ええい、ままよ!と

一気にグラスの中身を呑み込んだ

アルコール40%だというが

多分、もうちょっと低いんじゃないか

2秒くらいして、ノドがカッと熱くなる

 

夫と二人のアメリカ人ドクター(女性)も

苦笑いしながら一気に飲み干す

 

インド人ドクターとハンガリー人ドクターは

口を付けていなかったと思う

 

一回飲んじゃうとね

来るんですわ、次から次へと

 

オーナーが私たちのテーブルにやって来て

カンパーイ!」

オーナーとベトナム人ドクターがやって来て

カンパーイ!」

オーナーとベトナム人生物学者が’やって来て

カンパーイ!」

オーナーとベトナム人免疫学者がやって来て

カンパーイ!」

 

ベトナムのお酒(ヘビ胆汁入り)一気に5ショット

(これは胆汁ナシのお酒とビール)
 

その度に注がれる

ヘビ胆汁入りのお酒

 

 

なんか、ここのオーナー

ゲストを言い訳に、自分が

飲みたいだけなんじゃないかと思えてきた(笑)

 

(続く)

 

 

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