ロッカーの開け方 | That's where we are

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the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

ソファで眠り込んでしまい

午前3時に目が覚めたその日

やはり、ボーっとしていたのでしょうか

 

朝7からのシフト

 

ロッカーのカギを開け

ジャケットを脱いで白衣を着る

 

その時点で

「あ、聴診器、忘れた」

 

その前は関連病院にあるERでのシフトで

別のカバンに入れて持ち帰ったのを

家に置き忘れてきたのだ

 

夜勤の人に貸してもらおうか

ERの備品として置いてあったのがあった様な

無かったような、と考えながら

お財布やら車のカギやらゴチャゴチャ入った

ハンドバッグをロッカーに入れ

カチャンと鍵を閉めた

 

ロッカー室を出て、ERに続くドアを

開けようと、首から下げているIDに手を伸ばした

Simplog

クラスメートが作ってくれた

IDバッジをぶら下げるネックレスを

3年ほど使っているのだが

 

アレ?IDバッジがない

首からぶら下がっているはずの

ピンクのネックレスもない

 

ロッカーのカギも、IDバッジと一緒に

このネックレスにぶら下げているので

ロッカーを開けた際には、首にかかっていたはず

 

ロッカー室に戻ってみたが

ネックレスは床に落ちていない

 

ということは

 

ロッカーの中に入れちゃった?

で、そのまま鍵を閉めちゃった?

 

こんなことになるから

他の人はダイアル式のロックを使っているのだが

私はどうしても、右に回し左に回しの

この数字合わせができない

 

私は研修医の頃から

メーカーは違うけれど、このタイプを使用

 

「警備員さんに切ってもらえばいいのよ」

私がこんなことをやらかした

最初で最後の従業員ではないのだろう

ベテランナースがこともなげに言う

 

プリンターの横に押し込まれていた

絶対これは備品だと確信できる

チープな聴診器を見つけ8時間のシフトを過ごし

(やはり、ちゃんとした聴診器とは聞こえ方が違う

音が均一で平べったいと言うか

音の深みとか濃淡がないのですね)

 

「すみませ~ん、ロッカーのロック、

切ってもらえますか?」

 

警備員室に電話をかけると15分くらいで

何故か、二人の警備員さんがやって来た

一人は190センチぐらいの大きな人で

もう一人は160センチくらい?

大きなペンチの様な物を抱えている

 

「あ~、コレ、切れにくいヤツだよね」

言われてみると、金属でも色々な種類があり

私のロックのわっかになっている部分は鋼

「鋼の様に固い」って言いますものね

 

まず、160センチの警備員さんがトライ

ロックはびくともしません

 

「俺にやらせてみろ」

190センチの警備員さんがチャレンジ

ちょっと傷が付いた位で、切れない

 

「もう一回俺にやらせろ」と160センチの警備員さん

ここは本気を出さないと切れないと

片足をロッカーに置いて踏ん張り

 

バチンッ!

 

切れた、と言うより割れたロック

宙に舞いました

 

ここで心を改め、ダイアル式のロックを

買えばいいのでしょうか

今更開けることができる自信がなく

同じ「南京錠」型を買ってしまいました...

 

南京錠鍵南京錠鍵南京錠鍵南京錠鍵南京錠

 

警備員さんを待っている間

夫から電話がかかって来たので

ロッカーを閉めちゃってね、と言うと

「そんなの、ER技師のXXとか○○とかに言えば」

 

「え?なにか切る道具を持ってるの?」

 

「道具は持っていないだろうけど

開ける方法は知ってると思うよ」

 

...なんか、マズくないか、ソレ...汗

 

 

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