イーグルス勝利パレード | That's where we are

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the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

全米フットボールのチャンピオンとなった

地元フィラデルフィアのチーム、イーグルス

 

凱旋パレードとなった今日

市内の学校はもちろんのこと

郊外の学校もほとんどお休み

 

息子の学校からは「休校しません」と

前日に学長先生から御達しがあったが

息子「明日、学校、休んでいい?」

パレードに行きたいのかと思ったら

「だって、化学の先生も、スペイン語の先生も

みんな有給使って休むって言ってるもん」

先生が来なかったら、授業にならんよなぁ

 

郊外からフィラデルフィア市内に入るには

自家用車→通行止めの所が多々

電車→予めチケットを購入していないとダメ

おまけにチケットは昨日の時点で売り切れ

 

私が勤める病院は

中心街につながる地下鉄駅の真ん前

そして、本日運賃は無料

どうせ、朝7時半から9時までミーティングがあり

それが終わってから地下鉄で

パレードのある辺りまで行こうかな、と思っていたが

ミーティングは10時まで長引き

せっかく教育部のメンバーがそろっているから

もう一個、ミーティングやっちゃおうとなって

結局、机の前に座りっぱなし...

 

夫(NY出身)からテキスト

『あんな込み合っている所

行かなくて良かった~』

パレードに参加したのは推定2億人

ごちゃごちゃしている所に行くのがいいんじゃない

この辺り、生まれも育ちもフィラデルフィアという

生粋のイーグルス・ファンとは

気合の入れ方が違うのか

 

イーグルスがスーパーボウルで優勝するなんて

誰も思っていなかった昨年8月

ビール会社バドワイザーが

「イーグルスが勝ったなら

ビールを無料で振る舞います」と約束

本当にイーグルスが勝っちゃったから

パレードのルートにあるバーではバドライト、無料

今年のスーパーボールの際の

コマーシャルはつまらなかったが

約束を守ったバドワイザー、偉い

 

映画「ロッキー」のジョギングシーンで知られる

フィラデルフィア美術館の前にて

イーグルス選手ジェイソン・ケルシー

最後の方は放送禁止用語満載で

観衆は大喝采

フィラデルフィア感、満載のスピーチ

「俺の葬式では、このスピーチを流してくれ」

とか言う人まで出てきた爆  笑

(ちなみにケルシー選手が着ているのは

「アラジンと魔法のランプのジニー(←某新聞)」ではなく

フィラデルフィアで元日に行われる

Mummers Paradeというお祭りの衣装です)

負け犬が地道な努力の結果

勝者となるストーリー

「ロッキー」とイーグルス、似ていないこともない

 

 

 

どくしゃになってね!