Message | That's where we are

That's where we are

the Church of Broken Pieces
(アメリカ救急医の独り言と二人言)

普段勤務する病院から
大学病院へ向かう地下鉄に乗り
普段と何か雰囲気が違うことに気が付いた

車内に張りめぐらされた広告

Garmin社の心拍数や徒歩数を測定する時計
様々なスポーツに励むアスリート達の写真を使い
「今の自分を越えろ」とメッセージを送る

以前、この路線で車両でたった一人になったことがあり
どんな車内広告があるのか数えてみた

正確な数は覚えていないが
80%位が法律事務所の宣伝

『すべって転んだ?すぐ電話を!大金を手に!』

『職場で怪我?我々にお任せを!』

『この薬で副作用?訴えるチャンスかも!』

交通事故にあった時
知っているのは救急隊、警察、保険会社だけのはずなのに
一週間以内に法律事務所3軒から手紙が来た

『訴えるなら、ぜひうちをお使いください!』

Ambulance chaserと呼ばれる連中

常識で考えると(常識がないのだが)
自己責任とか運が悪かったとかで済ませられるものも
訴訟のチャンスと煽り煽られる人たち

高校生、大学生も大勢使うこの路線
毎日、こんな大人のくだらないゲームを目の当たりにし
「明るい未来」が見えるのだろうか



いつもは空いているこの時間帯
学校が早く終わったのか、今日は高校生でいっぱい

友達の噂話をするグループ
大学進学の話をするグループ
私には訳のわからない冗談を言いながら笑い合うグループ

この時計の車内広告を
できるだけ長く貼っていてくれればと思う


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