久々に良いお天気でした。![]()
今朝仕上げた「金属による中毒パートII」の講義、今朝して参りました。このブログをアップしたら、今晩はちゃんと寝ますp(^-^)q
金属による中毒、私が子供の頃には「四大公害」として水俣病、イタイイタイ病等、社会科の時間に習って誰でも聞いたことがある名前でした。今でも、学校で教えていますか?アメリカ人にとっては、「聞いたことはあるかもしれないけど、よくは知らない」という程度です。
(中毒というと、食中毒を思い起こされる方が多いかも。毒性、というのが正しい言い方かもしれません。日本中毒学会の訳はJapanese Society of Clinical Toxicologyとなっています。私が教えているのは、このclinical toxicology (臨床中毒学)です。)
今年久々に日本へ帰った際、熊本県水俣市に行ってまいりました。毒性学・中毒学がサブの専門である夫のリクエストです。アメリカ人写真家ユージン・スミスの撮った水俣病患者の写真、特に「入浴する智子と母」を見た時から、水俣を訪れてみたかったとか。出発前にネットでできるだけの情報を集め、水俣病資料館をはじめ何箇所か関係施設を回りました。
(水俣病資料館に隣接する水俣メモリアル」 不知火の海を見渡せる高台に直径40cmのステンレス製ボールが多数置いてあります。水俣病犠牲者の魂の象徴だそうです。)
現地に行ってみて良かったのは、これらの資料館を見ることができるだけでなく、水俣病患者や現在水俣に住んでおられる方から、直接お話を伺うことができたことです。水俣で生まれ育った私と同年代の方の経験を聞かせていただき、本の中だけにいた水俣病が、現在も実生活の中の不安として生きているということを知る貴重な体験となりました。
現在、急性中毒学でおそらく最も有名な教科書はGoldfrank's Toxicologic Emegenciesでしょう。http://goldfrankstoxicology.com/
この本はまず、歴史上の中毒関係の事件、事故について書かれた章で始まります。なぜ私たちが学ばなければいけないのか、を思い起こさせてくれる構成です。
講義の後、近くにあるチャイナタウンで久々に日本人のお友達とランチ。ものすごく面倒見の良い、いつもニコニコしている素敵な方です。ラーメン屋さんで担担麺
を頂きました。給仕のおばちゃんに「辛いけど、大丈夫?」って訊かれたけど、もっと辛くても良かったかな。
では、おやすなさい

