別に潜水艦でも良かったじゃんね、っていう。
エリック氏の趣味は「日本人の喋る英語を観察すること」である。一応英語の先生でもあり、日本語学習中の彼的には日本人が真顔で繰り出す破壊力抜群の間違いは、まぁ、かなり興味深いものらしい。(そして主にその酷い間違いを繰り出しているのは私である)さて、日本人がものすごい頻度で使う謎の和製英語として悪名高いものの一つに「シンキングタイム」がある。私の友人に日本で英語を教えている(いた)人が何人かいるのだが彼ら曰く、返答に詰まったり追い詰められた日本人は揃いも揃って「シンキングターイム!!!」と叫ぶらしい。そしてこれが、私たちの思っている以上にネイティブスピーカーにとっては意味不明である。何故か。そもそも“Thinking time”自体が和製英語気味だから、というのもあるが最大の理由は、これを日本人がなんとなしに発音すると“THINKING time (考える時間)”ではなく“SINKING time (沈む時間)”になるからである。そら、「YOUはどこに沈むつもりや」 と内心突っ込みたくもなるわな・・・。さて、以前エリック氏とこの話をして以来、何故か逆にこの表現をよく使うようになった私。会話中、返答に窮した際に「しんきんぐたーいむ!」と宣言すると“Are you on the Titanic? (君タイタニックにでも乗ってるの?)”とつっこまれるという一連の無駄なやりとりまで確立され、最近では「ちょっと待って、今考え中だから」と言いたい時に“Sorry, I'm on the Titanic now.”と言えば意味が通じるという超怪奇現象まで起きている。一見意味不明な慣用句も、実はこうやって成立し世に広まって行くのだなと、新しい言葉の誕生を目の当たりにしながらしみじみ思う今日この頃である。+++++++++++++++++当たり前ですが、エリック(と私)以外には通じない表現なのでくれぐれも他の方の前でのご使用はお控えください。恥をかきます。++++++++++++++++++【英語の達人】久々にエリックと私の対話シリーズが帰って来ました。今回のテーマは『旅行中に英語で聞かれる微妙なニュアンスの質問【厳選9つ】』エリック氏がWordで作ったアイコンにもご注目あれ。