GOTH-TRAD6年ぶりニューアルバム『NEW EPOCH』発売! |   EMA THE FROG

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2012年1月11日、
GOTH-TRADのニューアルバム『NEW EPOCH』が、
ついに発売されました。

前作の『Mad Raver's Dance Floor』の発売が2005年の11月なので、
実に6年ぶりのアルバムです。 


ニュー・エポック/ゴス・トラッド
¥2,520
Amazon.co.jp


僕といえ「ずっと待ってた!やっとだぜ」と思う前に、
「前作を6年間も聞いてたのか!」と思いました。

というのも、

大阪アメ村Triangleで彼のライブを見て直ぐ手に入れた
『Mad Raver's Dance Floor』を、
この6年飽きもせず聞きまくっていたからです。
ぜんぜん飽きずに、何度も何度も。

特に5曲目の#Crunky Headsはヤバイね。
怖くなるくらいの名曲だよね。






という記事でも紹介しましたが、
リアルに何百回と聞いているのにまったく飽きない。
本当に大好きな曲です。






さて、新作ほっぽって『Mad Raver's Dance Floor』ですが、
このアルバムには歌がありません。

様々な音の部品が組み合わさってできた、
言わばコラージュミュージッとでも呼ぶべき10曲で構成されています。

音のコラージュ、つまり曲自体がGOTH-TRADのイメージの集積なのですが、
一方で、聞いているこっち側、つまり僕の頭の中でも、
新しいイメージが次から次へと誕生してブンブン飛び回る、という、
奇妙なインタラクティブ体験ができてしまう作品なのです。







僕の頭の中で生まれたイメージは、アルバムを聞くたびに増え続け、
そして具体的になっていき、やがて「物語」の様相を呈すまでになりました。


で、思ったわけです。
このアルバムで小説書こう。
10曲全部、小説化してやろう。

って。


という短編集です。
(言い忘れましたが、僕は小説家志望なのですよ)

アルバム同様、10のイメージから構成されています。
実際にアルバム聞きながら読んでいただけると、一番いい感じかと思います。


内容はアレです。不純文学です。



↓こちらよりどうぞ






さて、ニューアルバム『NEW EPOCH』が手元に届いて数日、

既に3~4回通して聞きましたが、正直言って、まだ全然しっくりこない。

前作の聞き方がベースになっているんでしょう、

曲を聞いてイメージが浮かび、それが物語となるまでは、

「聞いた」という気がしないのかもしれません。


とにかくこれは、スルメ的アルバム。

繰り返し聴くことで、どんどん味が出てくるやつだ。

何度目で、イメージが降りてくるかな。


楽しみだ。







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