部屋の電気を消し、目を閉じて聞いて欲しい名曲集(Goth-Trad、THA BLUE HERB、 |   EMA THE FROG

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◆部屋の電気を消し、目を閉じて聞いて欲しい名曲集(Goth-Trad、THA BLUE HERB、クラムボン)



しばらくアプリの紹介やなんかばかり書いていたので、やっと記事中にYOUTUBEを貼る方法も分かったことだし、週末だし、たまには音楽のハナシでも。


「部屋の電気を消し、目を閉じて聞いて欲しい名曲集」なんて言っていますが、今回紹介する曲は、例えば聞きながらウトウト気持ち良い眠気に包まれる、みたいなタイプのものじゃありません。


聞く前と聞いた後では何かが変わってしまう様な、強烈な表現ばかりです。部屋の電気を消し、目を閉じて、聴覚以外の感覚をシャットアウトして、真正面から、どうぞ。



Goth - Trad - Crunky Heads



大阪アメ村、三角公園そばのクラブ[triangle]で偶然出会ったアーティスト。


その日の目当ては[RONI SIZE]と[DJ KRUSH]だったのに、名前も知らないこの人の音楽にいちばん夢中で踊って、次の日すぐにCDを買った。


彼のアルバム[Mad Raver's Dance Floor]は最高だ。中でも5曲目、Crunky Headsは僕の最も好きな曲の1つである。何百回、何千回聞いたか分からない。


まさに今回の「部屋の電気を消し、目を閉じて聞いて欲しい名曲」として真っ先に頭に浮かんだ曲だ。こんなに素晴らしい曲を僕は他に知らない。


ちなみにMad Raver's Dance Floorを小説化するという試みのもと書いたのが、[短篇小説集メルヘン・ディスポーザー|Marchen Disposer]です。





Goth - TradのCrunky Headsを一番好きな曲とするなら、こちらは一番好きな言葉、とでも言おうか。


僕にとって彼の言葉はエンターテイメントなんかではなく、なんていうか、「お経」みたいなものだ。


SELL OUR SOULのI’M PRIVATE ARMYを僧のお勤めのごとく何十回も連続再生していた頃、僕は今回紹介する動画の、映像のない音だけのファイルを手に入れて、聞いた。


BOSSの紡いだこれらの言葉は、強烈なインパクトとなって耳から入り込み、多少の痛みを伴った後、僕の中に完全に居座った。


それは今でも同じ場所で、「先は長い 深い 言葉にならないくらい」と呟いている。





おおはた雄一さんという人のカバーのようですが、詳しいことは分かりません。


会社の同僚から半ば押し付けられる様に借りたクラムボンのカバーアルバム「LOVER ALBUM」には、とことんJポップを避けてきた僕にその考えを改めさせるくらいのパワーがあった。


中でもこの曲は、娘が生まれて間もなかった当時の僕に、穏やかながら強力なメッセージを投げかけた。


最初僕はそれがどんなメッセージなのか分からなかった。分からないままこの曲ばかりを何度も何度も聞いて、気がついたときにはもう分かっていた。そんな感じ。


今でもときどき思い出したように聞いて、毎度のように泣きそうになる。



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ということで、ということでした。






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