『ONCE ダブリンの街角で』という映画の曲です。
実はこの映画、見たことがありません。
でも、この曲と、背景に流れる数分の映像だけで、
その独特の世界観、二人の関係、切ない物語が、
十二分に伝わってきてしまう気がします。
見たことがないけれど、とてもいい映画だったなあ、
そんな感想を口にしてしまうような曲、映像です。
ONCE ダブリンの街角で - Wikipedia
- ONCE ダブリンの街角で デラックス版 [DVD]/グレン・ハンサード,マルケタ・イルグロヴァ
- ¥3,990
- Amazon.co.jpちなみに僕がこの曲を知ったのは、アメリカン・アイドルの中で映画音楽がテーマになった際に、(後に優勝者となる)クリス・アレンがこれを歌っていたから。彼が歌うFalling Slowlyも、なかなか素敵です。
クリス・アレン - Wikipedia
最後に、映画の詳しい粗筋(←変な日本語)があったので、そちらも。
ONCE ダブリンの街角で[ 2007年11月3日公開 ]
ダブリンの街角で、男(グレン・ハンサード)はストリート・ミュージシャンをしている。しかし、彼の前に足を止める者はいない。そこへ雑誌や花を売っている女(マルケタ・イルグロヴァ)が現れる。矢継ぎ早な質問を疎ましく思いながら、男は昼間の彼の仕事である掃除機の修理を約束させられる。
翌日、女が壊れた掃除機を引きずってやってくる。彼は再会に驚きながら、その強引さに押され、彼女がピアノを弾かせてもらうという楽器店に立ち寄る。彼女のピアノの腕を確信した彼は、自分が書いた曲を一緒に演奏してみないかと持ちかける。二人のセッションは予想を遥かに上回り、美しいハーモニーを生み出した。彼はその演奏に喜びを覚え、彼女に惹かれていく。
翌日、男は自分の曲が入ったCDとプレイヤーを渡す。彼女の家に寄った彼は、彼女から母親と幼い娘を紹介され、シビアな移民の共同生活を目にする。男は曲に詞を付けてみないかと持ちかけ、女は喜んで心に抱えていた想いを詞にこめる。彼女は家政婦の仕事に追われ、彼も掃除機の修理と父親の世話をし、別れた恋人のビデオを見ながら曲を作る。女は、故郷に夫がいることを告白。夫を愛しているのかと覚えたてのチェコ語で問う男だが、彼女の返事と笑顔の意味はわからない。音楽を通じ、徐々に距離を縮める二人。男はロンドンへ渡る決心をし、最後の週末を一緒に数曲レコーディングしたいと提案。女は積極的に行動し、レコーディングをセッティングする。
当日、エンジニアはタイトな演奏と完成された曲に好反応を示し、録音は順調に進んでいく。しかし、書きかけの曲を男の前で弾いた彼女は、突然泣き崩れる。彼女は一人で家族を養っていたのだが、寂しさゆえ男の優しさに心が揺らぎ始めていたのだった。一緒にロンドンへ行き音楽をやろうと彼は誘うが、母を連れて行っていいかとの一言で、二人の間に沈黙が訪れる。完成したCDを受け取る女。別々の道を歩んでいくのか、一時の別れになるのか定かではないが、二人は微笑んで別れるのだった。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD11392/index.html
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