nonnative |   EMA THE FROG

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    roukodama blog

nonnative(ノンネイティブ)という洋服のブランドがあるのだけど、僕の履いているズボンは9割方ここのやつだ。最近は、年末セールでゲットしたHUNTER BUTTON EASY PANTS(茶コーデュロイ)、昨年秋頃ヤフオクで買ったMECHANIC PANTS(08awの紺)、そして昨年夏のセールで買ったMOUNTAINEER EASY PANTS(黒でシャカシャカした素材)の3本を履きまわしてる。ここの服はどれもお高くて、とても定価では買えない。元が高いから、セールで30%オフになっても全然安くない。ユニクロのパンツなら、下手したら10本くらい買えるかもしれない値段だ。

でも、それだけの値段(とはいえ定価よりはずっと安いのだが)を出して購入したことに、ぼくは後悔を感じない。3本ともとっても気に入っていて、そして、とても大切にしている。ユニクロで買った1980円のパンツの、13倍は大切にしている。そこにはね、自信がある。ちょっとした汚れがつくだけで、とても悲しい気分になる。だから間違っても、この3本のどれかを履いて公園にはいかない。公園にはだから、泥やら砂やらなんやらで汚れてもいい、ユニクロとかのパンツで行くのだよ。

まあ要するに、ちょっと難しい言葉で言えば「費用対効果」ってやつです。CPA。nonnativeのパンツは費用対効果が高い。ここでいう効果というのは、僕の満足度、なんだかウキウキする感じ、大切に思う気持ち、などを指す。その大きさが、高いコスト(値段)に充分見合ったものだから、結果的に、この買物は「安かった」のである。

……というような理屈をつけて、僕は今夜もせっせとヤフオク巡りをするのだろうな。