あなたは自分の「満腹」を誤解していないか |   EMA THE FROG

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嫁に触発されてダイエットを始めました。これは、ここでも何度か書いている土日の水泳のことではなくて、別の話。で、1ヶ月くらい経つんですけど、びっくり。66kgくらいあった体重が、既に62kgまで落ちています。1ヶ月で4kg減ですから、これはなかなかすごいんじゃないでしょうか。

すごいついでに、このダイエットにはおよそ「ストレス」というものがないのです。少なくとも僕には、今のところ、ない。ダイエット=苦行という当たり前の図式が、このダイエットには全然当てはまらない。いやむしろ、いま自分がダイエット中なのだという意識すらほとんどない。

さて、んじゃあそのダイエット方ってなんなんだ、という話ですが、簡単です。「お茶碗に盛りつけるご飯の量を半分にする」だけ。そんだけ。

最初の1・2回くらいこそ物足りなさが残りましたが、3回目にはもう慣れてた。特筆すべきなのは、このダイエットの本質が「摂取カロリー減」にないところ。カロリーを(お茶碗の半分ぶん)減らすことで痩せる、というダイエットじゃないわけです。

このダイエットのポイントは、「満腹」に関する認識の変化、にある。この食事法をはじめてしばらくすると、これまで自分が感じていた「満腹」が、実は「超満腹」だったということに気付く。つまり、「空腹と満腹」ということを自分自身が正確に把握できていなかったことに気付く。

自分の「満腹」がどこか、ということに気づいた後は、食事量のコントロールが容易になる。「満腹」までは食べてよいのだから、ストレスがあるはずもない。逆に今度は、満腹以上に食べた時のあの膨満感が、不快で仕方なくなる。胃がもたれ、身体が重い感じが、嫌でしょうがないのだ。

ということで、結果的にはカロリー摂取量が減り、痩せるということですね。「認識」からはいるところが、画期的なダイエット法なんでしょう。まあ、ダイエットしたい方は騙されたと思ってやってみなよ。