現状維持のための試練 |   EMA THE FROG

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カワユス


喉がイガイガ、基本的に僕が風邪ひくのは熱からなんですが今回は喉ぽい。赤ん坊がいる家でまさかウイルス撒き散らすわけにもいかないので早々に治さないと。とりあえず以前内科でもらった風邪薬飲んでみましたがこれで酒飲むと中川さんみたくなるのでせうか。麻生さんと中川さんのツーショットはまるでシチリアマフィアのドン二人みたいな雰囲気で好きだったのになあ。僕は陰謀論大好き人間なんであれは日本政府のたくらみだと考えています。お金をせしめにやって来たヒラリーさんに「いや今うち、金融大臣辞めちゃったばっかなんでお金関係はちょっと…」と言う為の。

という事でマスク必須の数日を過ごしているわけですが、熱はないものの喉の痛み(異様な渇き?)とサラサラの鼻汁に大いに苦しめられています。ガキの頃からの常備薬であるアレルギー性鼻炎の薬「アスゲン」もここんとこ全然効いてくれません。もっとも、飲まない場合はもっとひどい事になるのかもしれませんが。で、自宅からティッシュ箱を持参して会社でも一日中ビービー鼻かんでいるわけですが、花粉症の方は分かるでしょうが鼻水そのもののやっかいさとは別にこういう状態の時って頭がボンヤリして確実に「ちょっとおバカ」になるんですね。それがつらい。脳みそに蛆のわいたゾンビのごとく頭の回転が極端に落ちてしまう。一応僕の仕事は「ひらめき」みたいなものを頼りにこなしていくタイプなんで、結構影響があるわけです。でもこんな時にこそデカい案件がゴロゴロ舞い込んでくるわけで、なんていうかなんていうか。

先日偶然見た「ガイアの夜明け」という番組で、今や社会問題となった「派遣切り」(という言い方は正直どうかと思うが)された人をやってました。36歳独身の男性、仕事はご多分に漏れず車の製造ライン、その彼が記者の質問に対して言った言葉がひどく印象的だった。曰く、「ルーティンワークばかりの毎日を過ごしていると、考えるという行為をしなくなっていくんです」。程度の差こそあれ仕事ってのはルーティンワークを含むわけで、だから実の所この発言は全ての人間に言えるのだとちょっと思った。例えば風邪と花粉症で「だいぶおバカ」になっている今の僕でも難なく仕事をこなせてしまったら、僕は風邪や花粉症が治った後にも自ら「だいぶおバカ」なレベルで仕事に取り組むようになってしまうのではないか。いやなるだろうな。既になっていたのかもしれない。

ま、という事で「自分に試練を与える事」っていうのはとても大事なんだと思った。ただそれを「成長のため」という観点で見るのではなく、「堕落防止のため」という観点で見る事によってちょっと危機感が増すでしょう。今の自分をゼロとして、そこからプラスに進むための試練ではなく、マイナスに転落しないための、つまりゼロをキープするための試練。なるほど、これは分かりやすいです。そうやって頑張る事で、時にはプラスに進む事もできるかもしれない。ま、「足るを知る」という美徳を、堕落の言い訳にしてはいけないという事ですな。

今週末は娘の初節句(?)です。おばあちゃんからいただいた純白のドレスは、おデブまっしぐらの娘に似合うのかどうか。ま、ともあれ楽しみです。





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