ブブブ |   EMA THE FROG

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    roukodama blog


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僕の名前は父方・母方それぞれの祖父の名前を一文字ずつ拝借してくっつけたものなんですが、父方のじいちゃんは大酒飲み、母方のじいちゃんは絵描いたり仏像彫ったりの芸術家肌、若干父方の爺様の影響の方が強めに出ているとは言え、酒と芸術!僕からこれを取ったら多分デロデロの脂肪しか残らない。僕の人生は常にその2つと共にあった。

何て別に格好つけたいわけでなく、単純に酒と芸術(音楽文学ゲームマンガ含む)が好きだというだけなんですが。最近のお気に入りは、お酒ならビール党から「激マズ!」の呼び声高い発泡酒「DIET」と最近覚えたシャンパン、音楽なら「え?DMCってメタルなの?」北欧のデスラッシュバンドTHE HAUNTEDと、DEX PISTOLSなんかとつるんでるぽい「ちょいダサがカッコいい」が一周してやっぱ冷静に考えるとダサくね?みたいになったのがさらに翻ってカッコいいエレクトロユニットTHE LOWBROWS、文学なら先日も紹介した「援助交際にハマる石川啄木」高橋源一郎の「日本文学盛衰史」と、UMAにロズウェル事件にナチスに死体博物館、その冷静に過ぎる文体が逆に面白い佐藤健寿の「X51.ORG THE ODYSSEY」、ゲームは当然「DEMON'S SOUL」で、マンガは最近とんと読んでません。とか何とか、言い出せばきりがないのでストップしまして、本題は何かというと、その大酒のみの祖父です。

数年前に彼は亡くなってしまったのだけど、生前、まだ小さかった僕や妹がお風呂から裸で飛び出してくると(子どもって、裸で走り回りますよね、なぜか)、僕らを捕まえてお腹に口当てて「ブブブー」ってするわけです。当時の僕がそれを喜んでいたのか嫌がっていたのかは既に記憶にないものの、なぜかその行動自体の印象はひどく強力に残っていて、だからなのか何なのか、いつの間にか僕エマに同じ事するようになったわけです。

顔をくっつけていくとうちのエマ姫は自然にゴロンとお腹を見せるので、僕はその薄っすらピンク色に染まったお腹に鼻を埋め、大きく息を吸い、そして祖父のごとく「ブブブー」ってやる。特に意味はない。しいて言うならそのカワイイお腹のせいかもしれない。「ブブブー」としたくなる、カワイイお腹なんです。今思えば祖父のそれも僕らの事が、ひいては僕らのお腹が可愛く見えたからこその行動なのかも知れぬとか何とか、僕が「ブブブー」としている間チラリとエマの顔を覗けば変に無表情で、でもエマが嬉しい時に出す「ブブブブ」という音(まぎらわしいが、こっちはエマの声)を出しているので多分嬉しいんだろう。長い時には数分間も、バカみたいに僕は「ブブブー」を繰り返す。やっぱり特に意味はない。意味はないが、割と好きな時間である。

という事で明日はついに、赤ちゃん外出の巻です。東京の嫁の実家まで、ビュビュンと車で行ってこようかと。今一番の心配事は、既にデブデブまっしぐらな赤ちゃんがチャイルドシートにおさまるかどうか。とは言えエマも含めて家族みんなでのお出かけ、ワクワクするねえ。今宵はゲームもそこそこに、ビールもそこそこに、明日に備えにゃならんねえ。



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