エマの超能力 |   EMA THE FROG

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    roukodama blog


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奥さんの外出中に僕とエマと赤ちゃんで留守番してた時、コタツ布団から鼻先だけ見せてグースカグースカいびきかきながら寝ていたエマが、突然目を覚まして玄関の方に走っていった。

テレビはついていたが特別大きな音がしたわけでもなく、僕や赤ちゃんが声を発したわけでもなく、何か物音がしたとかでもなく、しかしエマは迷い無く、テテテテテという足音を残して玄関の方に走っていく。

それから多分10秒位して、玄関の鍵をガチャガチャとやる音が聞こえた。やがて扉が開いて、「エマちゃん迎えに来てくれたの~」と喜ぶ嫁の声が聞こえたが、これはなかなか凄い事だと僕は思った。

だって、嫁が玄関に到着する10秒前ってったら、まだエレベーターホールですよ。下手したらまだエレベーター乗ってるかもしれない。そんな状態なのに、エマは如何にして嫁の帰宅を察知したのだろう。そういえば、と僕は思い出す。

僕は会社から帰ると、基本的に自分で鍵を開けて玄関に入る。だから当然、チャイムも押さない。でもね、いるんですよ。扉開けると、エマがね。僕が玄関を開ける音を聞いて走って来たんだろうな、というタイミングの時もありますが、絶対もっと前からここにいたんじゃないかと思ってしまうほど、随分と落ち着いた感じで座ってる事も、これまで数え切れないほどあったわけです。

そして今回、その様子を実際に目の当たりにして、つまり、嫁が玄関をガチャガチャやるかなり前からエマが玄関に居る様子を目の当たりにして、やっぱりエマには、僕ら人間にはない何かしらの感覚が備わっているのだと思いました。それは、並外れた聴覚かもしれないし、並外れた嗅覚かもしれないし、それ以外の、テレパシーとかの類なのかもしれないし、もしかしたら、僕や嫁に対する深い愛情がそうさせているのかもしれない(だったらいいなあ)。

何れにせよ、帰宅して扉を開けた瞬間に、愛するエマの顔が見れるっていうのは素晴らしいことだ。とても嬉しいことだ。『変な生き物』、もとい突然現れた赤ちゃんにパパママを独占されて、ストレスも大いに溜まっているだろうエマちゃんが、これまでと変わらず玄関まで「お迎え」に来てくれる事に、密かに感動するパパでした。


※写真はちょうど1年前のエマ。やっぱ今よりチビだな。




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