よくスペインにワーキングホリデーで滞在される
30歳以下の学生さん含め色々な方がいますが、もちろんスペイン国内で事業登録しているスペインの雇用契約はワーキングホリデー期間の1年間なら合法であり、可能です。


でも不況のスペイン。なかなか簡単に仕事は見つかりません。しかもワーキングホリデーで1年間しか働けない学生は雇用主もあまり欲しくありません。

なら、フリーランサーとしてリモートワークを?


残念ながらワーキングホリデービザでフリーランス登録はできません。

したがって、「業務委託」とよばれる仕事(自分で請求書を発行する)をする仕事をする事は不可能です。

ではスペイン国内に物理的な支店を持たない日本の会社からパートタイマー/アルバイト/フルタイマーとして雇用契約書がある状態でのリモートワークは?

可能です。なぜなら、会社に合法的に務めているからです。(住民権がある日本での雇用な為、スペイン国内での労働許可は関係ないんです)

しかしながら、所得税はこの場合日本で課税されます。なぜならビジネスの恒久施設(Establishment permanente)は日本にあるからです。

そして会社に雇われている場合、個人事業者ではなく会社員なので所得税は日本企業が払わなければいけません。(日本の住民税は海外に186日以上住んでいる場合は不要です)

↑をしらずに、滞在先のルールに従い税金を払うように言う日本の会社は後々問題になるので気をつけてください。(リスクを負うのは企業の方です)