今回は周りと自分を比較してしまう人へと言うことでお話ししていきます。



人間誰しも周りが気になるものです。人と比べてしまいます。


そうでなければ隣の芝生は青いや、隣の花は赤いなんてことわざも生まれないでしょう。


これは人に対する妬みや僻みのもとでもあります。


だからこそ真面目な人ほどこの感情を無くそうと頑張っているかもしれません。


しかしどんなに精神性を高めてもこの感情が全くなくなることはないでしょう。


人間が当然に持ってしまう感情ですからね。どんなに抑えたって消したってふっと湧いて出てきてしまうものなのです。


だからと言ってその感情を野放しにし妬みや僻みを周りに撒き散らせばいずれその念が自分に返ってきてしまいます。


ではこの感情をコントロールするためにはどうすればいいのか。


その答えは「自分に集中する」これだけです。


今日の自分と比較できるのは過去の自分だけです。


周りと比べたって今世生まれてきた意味も、今世の課題も、今世のカルマも転生回数も全員全く違うのです。


今幸せそうにしている人も過去世では失敗をいっぱい繰り返してきた人かもしれません。


今世裕福な人も前世では貧しかったかもしれない。


今病気を抱えていない人も過去世では大病を抱えていたかもしれない。


今周りから可愛がられて人気のある人はそれだけ前世で徳を積んでいたのかもしれない。


今顔が美しい人は来世では醜い顔に苦しむかもしれない。


今夫婦円満で幸せそうな人も過去世では不倫やモラハラをして失敗してきたかもしれない。


みんなそれぞれ立っているステージが違います。


そんなステージの違う人と比べて妬んでも何にもなりません。余計に自分が惨めになるだけです。


地に足をつけ今ある現実に集中する。


自分の人生を生きられるのは自分だけです。


地味でつまらなくてもそれを経験したくて自分で設定してきた人生なのです。


自分のことに一生懸命になっていたら他のことなんて目に入らないはずです。


逆に言えば他のことなんて目に入らないくらい今に集中すべきです。


プライドや妬みの感情が強く湧き起こると言うことは今の自分に集中できていないと言うこと。


妬みの感情が湧き上がってきたのなら今の自分に集中できているかを振り返ってみてください。










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