今回は正直ものは得をすると言うことでお話ししていきます。
タイトルとは真逆で「正直者が馬鹿を見る」という諺があります。
意味を調べたら、悪賢い者がずるく立ち回って得をするのに反し、正直な者はかえってひどい目にあう。と、ありました。
簡単に言うと正直でいると損をする、と言うことですね。
なかなか酷いことわざです。
でも一見するとそうであるようにも思えます。
世の中にはズルい人はいっぱいいます。保身のために嘘をつく人、人を騙す詐欺師、クレームで横暴を押し通す人、人を陥れる人、言葉巧みに言いくるめる人。
犯罪まで行かなくてもずるく立ち回って得している人は周りに結構いるのではないでしょうか。
そう言う人を見ていると真面目にやっている自分がバカらしく思えてきます。
ずっとずっと真面目にやってきたけど報われず自暴自棄になって悪の道に進んでしまう人もいます。
しかし真面目にやっている人が損をすると言うことは決してありません。
目の前のことだけを見ていれば口がうまくて得したり、手抜きが上手くてラクしてる人がいるように見えます。
目の前の狭い視野からどんどん上にあがって宇宙からこの状況を俯瞰してください。
口が上手くて得した人は人から何かを奪った人です。手抜きが上手い人は誰かの労力や時間や信用を奪っている人です。
人から奪ったものはそのままカルマになります。奪った分以上に奪われるのです。
プラスマイナスゼロどころか完全にマイナスです。
人から奪う人はそれが当たり前になっているのでマイナスになる前に奪ってやれと思っています。それで一時的に奪って得してもその後それ以上に奪い返されるのです。
一生奪って奪われの繰り返しで最終的には大きなマイナスとなります。
大きなマイナスは大きなカルマとなり地獄へ落ちたり魂が消滅したりします。
奪った時とは違う状況でマイナスはやってきますので、奪った人にとってまさかそこに因果関係があるとは思いもよらないのです。
奪われた側の人間も奪った人が奪い返されるところを目撃することはほぼありません。違うタイミングで因果応報があるからです。それで自分ばかりが損をしたいるように感じるのですが見えないところでちゃんと報いを受けているのです。
逆に正直ものはどうでしょう。
真面目にコツコツやってきたのに損ばかり。
こんなに頑張っているのに自分ばかりが嫌な目にあう。
それは宇宙から眺めてみればそれだけ人に与えていると言うことです。
人に与えると言うことは徳を積むと言うこと。徳の貯金です。
徳貯金の利息は複利で増えていきます。
必ず与えた以上に与えられる時が返ってきます。
こちらも因果関係のないところから徳が返ってきますのですぐに気づくことはできないかもしれません。
しかし多くの徳を積んでいれば人生の後半で豊かな人間関係に恵まれていることに気づくでしょう。
結局は目先の損得でしか考えられない人にはそれは間違いであったと気づかせるために貧弱な未来が待っており、
自分は後回しで人に与えられる人には豊かな未来が待っている、と言うことなのです。
正直ものは得をします。
自分のしてきたことは間違いではなかったと気づける時がきます。
自信を持って正直に、人のために生きていきましょう。
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