今回は潜在意識の書き換えとはと言うことでお話ししていきます。
スピリチュアルやスピ系カウンセラー、自己啓発系の発信をみていると潜在意識の書き換えと言うワードをよく目にします。
潜在意識自体は心理学者のフロイトによって提唱された考え方ですが、今回は真面目な心理学ではなくスピリチュアル界隈の人が使っている潜在意識の書き換えについて取り上げていきます。
要するに真面目に心理学を学び丁寧に実践している本職のカウンセラーといい加減なスピリチュアリストの言う潜在意識の書き換えでは全く意味が異なると言うことです。
もしネガティブな問題を抱え困っているのなら怪しげなスピリチュアルに頼るのではなく実績のあるプロの心理カウンセラーを頼ってください。
スピリチュアリストが発信したり行ったりしている潜在意識の書き換えはプロの導き出した正しい潜在意識ではなく、ありもしない潜在意識を書き換えると言っているだけなのです。
スピリチュアルに縋っている人の多くは現実と向き合うことができずに非現実の世界に逃げてきている人たちになります。
現実を見なくてもいいようにあらゆることを都合よく書き換えているのです。
わかりやすく言えばただの不倫をツインレイと言い換えて不倫と言う現実を見ないようにしている人などです。実際はツインレイではなくカルマメイト、ただの不倫です。
不倫をしているだけの二人が使命を担うことも人々を光に導くこともありません（身近な人を不幸にしているのにね）。
スピリチュアルの世界ではこのような都合のいい書き換えばかりが行われているのです。
似非スピリチュアルは逃げでしかありません。
当然、潜在意識の書き換えなどと言っても、ありもしない潜在意識を実現不可能な現実に書き換えた気になっているだけなのです。
自分が不幸な原因は自分にあるのに妄想でインナーチャイルドを作り出し、心が傷ついているから自分は悪くないと都合よく上書きしているだけなのです。
似非スピリチュアル界隈はインナーチャイルドとかアダルトチルドレンと言う言葉が大好きですよね。
もちろん本当に虐待や毒親育ちの方なら色々心に抱えているものがあることはわかります。
しかし似非スピ界隈にいるとなんでもかんでもそれはインナーチャイルドだとこじつけている人ばかりです。
冷静によく考えてみてください。
生きていく上で傷つかず生きている人など一人もいません。
傷つくことは人の気持ちを理解し思いやるための学びです。
せっかくの学びを無かったことにしたいのですか？その時の傷を潜在意識で書き換える必要はありません。
傷ついたのなら自分は人を傷つけないように気をつけようと思えばいいだけです。
また、自己肯定感が低く自信を持てない自分を本当の自分は凄い能力を持っているんだ、本当の自分はこんなもんじゃない、なんでもできる人なんだ、と意識を書き換えたところで凄い能力を発揮することも、自己肯定感が高まることもありません。
心にもないことをしていれば余計に惨めになるだけです。
凄くなくていい、何もできなくていい。そんな自分を認めてあげればいいだけです。
凄くない自分を書き換えて無かったことにしたいほど認められないから苦しいのです。
今、多くの皆様がしなくてはならないことは潜在意識の書き換えなどではなくありのままの自分、ありのままの現実を受け入れると言う極めて当たり前なことなのです。
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