今年の冬は暖かく、寒いのが大嫌いな私にとっては、とても過ごしやすい冬ですが、
この春先のような気候の状況に、少し不安を抱いていたところ、
「う～～、寒っ!!
」となるくらいの寒波の到来に、少しホッとした、住育・住育視点で 「暮らしを楽しむ！」 を考える、日本住育協会 認定住育アドバイザーの宮内陽子です。
雪が積もったり、道路の凍結はゴメンですが、
やはり冬は、今まで通りの冬の寒さがないと、不安になるし、四季を楽しめないなー、なんて今更、気付くことが出来ました
昨日の夕方は、久しぶりに、この寒さの中を楽しみながら、日課の、愛犬‘もも’の散歩へ出掛けました。
主人も私も、子供の頃に犬を飼っていた経験があるのですが、外で飼っていたので「飼うとしたら外だよねー!」と言って飼い始めました。
ワクチン接種が完了し、身体も少し大きくなった頃、玄関横に小屋を作り、それが最初の‘もも’の部屋となりました。
ところが、私達が家の中へ入ってしまうと‘もも’は独りぼっち…。
小さく丸くなって寝ているのを見ると可哀想になってしまい、私達が普段過ごすリビング横のベランダへ、小屋を移動しました。
ですが、事態はあまり変わらず、
暖かい時季は、私達の側へ少しでも近づきたいのか、窓際に張り付くように過ごし、
冬は、さすがに寒いので、眠る時だけ、小屋の中で小さく丸くなって眠っていました。
そんな姿を目の当たりにして主人は、いたたまれない気持ちになり、私に「家の中へ入れようよー!」と言い出しました。
私も、気持ちは同じです。
ただ、当時の家の中の状況は、物であふれて、自分達の居場所さえ…
、だったので、私は主人に「ダメ
」「ムリ
」しか言えませんでした。この時の主人のストレス、イライラは大変なものだっただろうと、今になると、想像出来ます。
「家が片付いていたら良かったのに
」と。でも、私も仕事をし、両親二人の介護をしていて、当時は‘もも’の世話も、ほとんど私がしていて、家を片付けたいけど、そこへは手が回らず、私自身もストレスで一杯でした。
我が家の今回の「住育リフォーム」へのきっかけは、犬が根本的な理由ではありませんが、このリフォームによって、家の中が整理され、動線・収納が、しっかりと設計の中へ取り入れられているので、片付けがしやすくなっています。
家の中で犬を飼った経験もなく、介護を必要とする母も居るので、本格的に‘もも’を家の中へ入れる直前まで不安でしたが、
住育のツールである「夢マップ」には、主人の【夢】が
…‘もも’と暮らしたい…
と書かれていたので、主人の‘もも’への気持ちの高さが伝わってきました。
ケアマネさんには、以前に相談済みだったので、
私も「何とかなるかな
」と気持ちを切り替える事が出来ました。ついに、‘もも’との同居が始まりました。
母も、‘もも’が傍に居るとニコニコ笑顔が出たり、‘もも’も、私達が仕事から戻ると、リビングで走り回ったり、楽しそうです。
もちろん主人は…
嬉しそう。
私はというと…、
もちろん、‘もも’との暮らしも癒されますが、
それまで家の中が乱雑で、夫婦喧嘩ばかりだった事を思うと、主人がニコニコ笑顔で居てくれる事が、精神的に安定を得られ、良かったな～
、と思えます。
リビングの一部に、ペット対応のタイルを敷きました。目地もペット対応になっています。
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