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スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

昨晩はインターネットで調べた出した妊娠情報をイサ夫にも色々と伝えておきました。
妊娠12週目までは流産の確率が高いこともね。

実際に産むであろう私がよく分かっていないくらいだから
イサ夫は全く何も知らないだろうと思って。

「じゃあ両親には12週になるまで黙っていた方がいいね」
とポツリとつぶやくイサ夫。

またしてもイサ夫の冷静な反応に驚く私。

そうね、
遠い外国に住む娘や息子の心配を親にさせてもしょうがないものね。

「異国の地スイスで近くに頼れる親も親戚もいないんだなあ」
って、なんだかしみじみ想ってしまいました。

スイス人やドイツ人と結婚してスイスにやってきた同年代の日本人女性は周囲にわりと多くいて、
みんなそれぞれに言語や文化の違いに苦労しながらがんばっているようだけど、
本当に大変な事態が起きたときは、
ご主人やその家族がドイツ語でしっかりと対処してくれているように見えるの。

隣の芝は青く見えるだけ?
もし違っていたらごめんなさい....

でも私たち夫婦はスイスに2人っきり。
イサ夫は仕事が忙しくてドイツ語を勉強する暇なんてない。
職場では英語が共通語だから日々の暮らしでドイツ語の必要性も感じない。

かたや私はドイツ語を勉強する時間は山ほどある。
今のところ日常生活で言語が通じなくて困ることはないのだけど、
日本語や英語に比べたら私のドイツ語はまだまだつたないし....

と不安に感じ始めたそのとき、
ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ....

「アイちゃーん、電話鳴ってる。きっとドイツ語の人だよ。とってー!」
と電話機の横で叫ぶイサ夫。

「電話のそばにいるなら自分でとってよー。それくらいできるでしょ!」
イサ夫をにらみつけながら電話へと走る私。

やっぱり「もしも」の時には自分が頼りにならなきゃ。

というわけで、
今日は午前中に近くのドイツ語学校に出向いて受講手続をしてきました。

スイスに来たばかりのときも10週間のコースを2回ほど受講したのですが、
日常会話に困らなくなったら安心してしまって、
しばらく学校をお休みをしていたのです。

子供が生まれてからじゃ、
学校に通うことも集中して勉強することもしばらくできないでしょうからね。

ドイツ語を完璧(?)にするなら今しかない!

と鼻息荒く意気込んでみましたが、本当は学校に通うのがちょっと嬉しいのが本音です。
授業は来週の月曜日に始まります。

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一晩寝たら、だいぶ落ち着きを取り戻したアイ子です。
そこで今日は朝から色々と情報を集めることに。

まずはインターネットで「妊娠初期」で検索。
すると次から次に出てくる情報の山。
世の中、こんなにも妊娠出産情報で溢れていたとは!

その中で気になったこと。

「全ての妊娠のおよそ10-15%が、
4週目から12週目の間に流産になる」


最後の生理開始日から計算すると、現在妊娠5週目の終わり。
要注意期間の真っただ中にいるということね。

しかも10-15%って、
宝くじで大金を当てるチャンスを思えば随分高い確率。
「宝くじと比べるなんて不謹慎な!」と思う人もいるかもしれないけれど、
子供を授かるのだって宝くじ同様「運に左右されるもの」だもの。

だから今は誰にでも気軽に「妊娠しました」とは言えないってことよね。

ブログなら「妊娠しました!」って言った次の週に「残念な結果に終わってしまいました(涙)」
って報告したって全然気まずくならないのに。
ああ、もどかしい!

産婦人科の診察予約は来週の月曜午後2時半。
ああ早くお医者さんと話がしたい。
正常な妊娠か知りたい。

あと4日が永遠のように長く感じられるわ。

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アメリカの大学院に留学していたイサ夫が卒業後、スイスの企業に就職したのをきっかけに、
私たち夫婦(イサ夫とアイ子)は、アメリカからスイスに移り住んできました。

これからイサ夫が定年するまでずっと、もしかしたら一生スイスに暮らすかもしれないとう覚悟で。

ほぼ2年が経ち、イサ夫も私もこちらの文化や言語に慣れてきて、
「スイスの暮らしはのんびりしてていいなあ」
なんて言っている矢先にに妊娠が判明。

のんびりなんてしていられなくなりました。

いつも規則正しく来る生理が5日も遅れて「もしや」と思い、近所のコープで妊娠検査薬を購入。

検査スティックに尿をかけると、みるみるうちに赤紫色の陽性サインが出てきました。

昨日のお昼のことです。

まず昼休み中であろうイサ夫の携帯に電話をかけて、
「妊娠したかもしれない!」とやや興奮気味に報告。

「えっ本当?おめでとう!」と意外にも冷静なイサ夫。

こういう場合、他の夫はなんて妻に声をかけるのだろう?

「おめでとう」って普通の反応?

大粒の涙を流しながら「ありがとう、本当にありがとう、ううう」ってのは....

あっそうか、それは産んだ後の反応か。

それから近所で名医と評判の産科医に連絡し、
「来週の月曜日にいらっしゃい」と言われる。

それから、

しばらく放心状態。

何をどの順番でしたら良いのかしばらく分かりませんでした。

それで自分の頭の中を整理するためにブログに記録を残していくことにしました。

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