スイスで妊娠出産 -15ページ目

スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

日本から戸籍謄本が届きました。

これで、
入院時に必要な書類である「出生証明」と「婚姻証明」を
大使館から発行してもらえます。

最初に大使館に電話したときは、
「ベルンの大使館まで直接出向いて申請するように」
と言われましたが、
再度、領事班の担当者に確認すると、
「郵送でもできます」
という返事をもらえました。

そこでまず、返信用封筒を大使館に送付し、
証明書の申請書と郵便送金用紙を郵送してもらいました。

そして....、

ひとつの証明書につき12フランの申請料を郵便局で支払い、
(申請料とは別に、郵便送金手数料が18フランかかりました)
申請書を記入し、
戸籍謄本の原本に鉛筆で、読み方(ローマ字)を書き込み、
書留郵便料の5フラン切手を貼った返信用封筒を同封して、
大使館に送り返しました。

今回は、ミニアイちゃんが生まれたあとに必要な、
「出生届書2通」と「パスポート申請書」も一緒に送ってもらえるよう
お願いしておきました。

申請書類に不備がなければ、
1週間から10日ほどで出来上がるそうです。

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以前、「妊婦としての自覚がなかなか芽生えない」
というようなことを書きましたが、
最近は、周りの妊婦が気になるようになったり、
赤ちゃんにおっぱいをあげようとしている夢を見たり、
妊娠9か月目にして、
やっと「正しい妊婦」になりつつあるような気がします。

「正しい妊婦」なんて書くと、
「これまでは、正しくない妊婦だったの?」
って思う人がいるかもしれません。

私にも、自分が正しい妊婦だったかどうかなんて分かりません。

それでも、
「正しい妊婦でなければいけないという強迫観念」みたいなものは、
いつも心のどこかにあって、
妊婦の自覚がない自分を不安に思うことはありました。

世の中には、「正しい出産」だの「正しい妊娠」だの
「正しい赤ちゃんのお世話」っていう題名の本が、
沢山出回っているくらいだからね。

「正しくなければいけないと思っている妊婦さんや母親」
って、いっぱいいるんでしょうね。

ミニアイちゃんが無事に生まれてきてくれさえすれば、
妊娠に正しいも間違っているもないはずなのに....。

正しいかどうかなんて、
国や時代が変われば大きく異なることもあるでしょう。

だいたい、
「正しい妊娠」て名前のついた情報が普及していなくても、
生命は何億年も脈々と受け継がれてきたのよ。

これからは、大きく道を外れていなければ、
少々間違っていても大丈夫って思うことにします。

私は、私らしく妊娠生活を送るのだ!

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昨日は、妊婦検診がありました。

いつも最初にする尿検査と血圧検査の結果は、
全く問題無し。
今回もすぐに待合室に通されました。

待合室には、熱帯魚の水槽があって、
色とりどりの魚が泳いでいます。

グッピーは、よく卵を産んでいるようで、
赤ちゃんグッピーは、大きな魚に食べられないように、
隔離されていました。

「赤ちゃんがどんどん増える熱帯魚って、
産婦人科の待合室にぴったりだなあ....」
なんて思いながら水槽の中を観察していると、
1匹の大きな魚(大きいといっても4センチ位)がお腹を上にして、
水草に引っかかって死んでいるのが見えました。

受付の看護婦さんたちにそのこと伝えると、
「私たちは、死んだ魚を触るのが怖くて....」
と泣きそうな顔で言われてしまったので、

「それなら、私がとってあげましょう。
死んだ魚に病気があると、他の魚にも悪影響があるから」
と言ってその場ですぐにとってあげると、とても感謝されて、
製薬会社の営業担当者が残していった保湿クリームやマッサージオイル、
スイスのハーブから作られたサプリメントをお土産に沢山もらってしまいました。

このお土産の中に、Nachtkerzenöl(マツヨイグサの種子油)の
1000mgのカプセルが120錠も入った大きな瓶がありました。

ドクターボスは、
「このNachtkerzenölは、自然なものから作られた種子油だから、
妊娠中も安心して飲めるよ。
妊娠による胸や子宮の緊張、痛み、妊娠中毒症、
じんましんやアレルギー性の皮膚炎に効くそうだから、
明らかな効果があったら是非教えてね」
と言いながら手渡してくれました。

どんな効果があるのか、私も楽しみよ。

この日の検診では、すぐに超音波診断をしてもらえました。
ドクターボスが私のおへその周りにジェリーを塗ると、
お腹が軟体動物ようにグニュウと動くのが見えました。

今では、胎動は肌で感じるだけでなく、
目でもはっきりと見えるのです。

するとドクターボスは笑いながら、
「ジェリーが冷たいのが分かるんだねえ。
もし逆子になっても、君の胸の辺り(逆子の胎児の頭の辺り)に、
氷をくっつけるだけで、それを気持悪いと感じて、
すぐに正常な向きに戻るタイプの子だよ!」
と言っていました。

さてさて、超音波画像では、
ちゃんと頭を下にしたミニアイちゃんの様子が確認できました。

見た目だけでは、2週間前と何が変わっているのか、
あまりよく分かりませんが、確実に大きく育っているようです。

「よくおしっこをしている赤ちゃんだね。
羊水が充分あって大変宜しい!」
とも、ドクターボスは言っていました。

ふーん。
羊水って、赤ちゃんのおしっこでできてるんだ....。

今回も何も問題がなかったので、
次の検診も2週間後です。

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