退院後の生活 | スイスで妊娠出産

スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

5日間の入院生活が終わって自宅に戻り、
3人と1匹の新しい生活が始まりました。

結局、母も義母もすぐにはスイスに来られないことが分かったので、
しばらくは、イサ夫と2人きりで産後の生活を乗り切ることになります。

2人きりとは言っても、
エステルや近所の人たちが、ときどき差し入れを持ってきてくれるし、
退院してからの5日間は、イサ夫がちょうど仕事から帰ってくる5時頃に、
アンドレア(担当助産婦)が家庭訪問に来て色々なアドバイスをしてくれるので、
結構楽しく過ごしています。

ミニアイちゃんは、規則正しく3時間おきに目を覚まして、
お乳をいっぱい飲み、いっぱい出して、また寝るということを繰り返しています。

けれども、1時間以上おっぱいに吸い付いたまま、
お乳を飲み続けていることが時々あります。

体重は、出生後の2日間で100グラムほど減りましたが、
3日目から今日に至るまで毎日40-50グラムずつ増えています。

すると、アンドレアが「それは飲み過ぎかもしれない」と言うので、
昨日は近所の薬局で1グラム単位で測れる「赤ちゃん用の体重計」を借りてきました。

これからしばらくの間、お乳を飲ませる前と飲ませた直後に、
ミニアイちゃんの体重を量って、何グラムのお乳を飲んだかを確認するのです。

スイスの大抵の薬局では、1日1フランで赤ちゃん用の体重計をリースしてくれます。
しかも、助産婦か小児科医の勧めでリースする場合は、その料金は保険で支払われます。
これは、とても便利なシステムです。

家から200メートルほどの所にあるコミュニティセンターでは、
毎週木曜日の午後に無料の乳児検診(Beratung)が受けられます。
少しでも気がかりなことがあれば、そこで気軽に相談できます。

小児科での最初の検診は、健康であれば出生から4週間後にあります。
ドクターボスが紹介してくれた小児科医には、入院中に一度来てもらって、
既に検診を受けているので、次回会うのは5月の1週目です。

コミュニティセンターでの検診にも、小児科医での検診にも、
Gesundheitsheft(直訳:健康手帳)という
日本の「母子手帳」にあたる物を必ず持っていきます。
そこにミニアイちゃんの成長の記録や予防接種の記録を残していきます。

このように、スイスでは子育てを支援する社会システムが確立されているので、
初めての子供で、どうしたらよいのかよく分かっていない私も、
そのシステムの流れに身をまかせていれば、
あまり変な所に行きついてしまうようなことはないだろうと漠然と思ってます。

イサ夫は、来週から2週間「育児休暇」に入ります。
そして育児休暇が終わったあとも、3か月間は自宅で仕事をする許可をもらいました。
重要な会議や来客、イサ夫自身が主催するセミナーの時だけは、
オフィスに行かなくてはなりませんが、
イサ夫の仕事は、基本的にイサ夫の体とコンピューターさえあれば、
世界中のどこにいようとできる種類のものなので、
このような手厚い待遇をうけられることになりました。

犬は最初、ミニアイちゃんを怖がっていましたが、
今は興味津々に匂いをかいで、
「家に新しくやってきた生き物」の分析をしています。
ミニアイちゃんが自分で動けるようになったら、
きっと良い子守役になってくれることでしょう。

そして私は、子供のいる生活を起動にのせることで精一杯です。
生活のリズムが規則正しくなれば、ミニアイちゃんの要求に振り回されることなく、
毎日の計画が立てられるんじゃないかなあと思っています。

それとも、この考えは甘い?

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