スイスの健康保険(その1):妊娠出産費用の負担額 | スイスで妊娠出産

スイスで妊娠出産

異国の地でイサ夫とアイ子が親(Eltern)になっていく記録

今日はちょっと真面目に健康保険のお話です。

スイスの健康保険では妊娠出産にかかる費用の大半が、
保険で支払われることになっています。

私の入っている保険の場合、
妊娠出産費用の100%が保険で支払われます。
つまり、自己負担額は0フランです。
(注:通常の医療費の自己負担割合は1割)

初年度は、どんなプランを選んだら良いのかよく分からなくって、
イサ夫の会社の人事部が勧めてくれた、
駐在員家族にとって最も一般的なプランにしか入っていませんでした。

けれども、今年の契約更新時に「いつでも妊娠しても良いように」と思って、
年間2000フラン(20万円)ほど高いプランにアップグレードしておきました。

高い方のプランも安い方のプランも、
歯科治療を含めた全ての医療費が対象となっている健康保険です。
また、どちらの保険も入院費を含めた妊娠出産費用の全てが対象となっています。

それでは、2000フランの差は何かと申しますと、
「好きな医療機関から自由に医師を選べる」か、
「居住カントン(州)内の限られた医療機関から登録された医師しか選べない」
かの違いです。

「好きな医療機関から自由に医師を選べる」というのは、
「外国でも好きな医療機関で自由に医師を選んで必要な治療を受けることができる」
ということです。

つまり、
「妊娠は病気じゃないという理由で保険が適用されない日本」で里帰り出産したとしても、
私の出産費用はスイスの健康保険で支払われることになります。

もちろん、高い方のプランの特典は、
医療機関の選択肢が広がるだけでなく、
全ての医療費に対する患者の負担額が低かったり、
フィットネスクラブやプールの年間会員費などが50%以上カバーされたりと、
他にも色々とあります。

また、妊娠出産費用に関しては、

出産準備クラスの受講費
妊婦のためのヨガクラスやフィットネスクラスの会費
ありとあらゆる検査費用(医師が必要ないと判断した検査も含む)
入院費
産後の体力回復プログラムの受講費
赤ちゃん学級の受講費

も保険で100%カバーされるほか、

出産後の母乳手当(一時金300フラン)

も支給されます。

「妊娠するかもしれないから」という理由で今年は高額のプランにしましたが、
うまく妊娠できたから良いものの、
できなかったらただのお金の無駄になるところでした。

スイスの健康保険、ある意味「ギャンブル」みたいね。

保険の話は長くなるので明日も続きます。

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ にほんブログ村 マタニティーブログ 海外出産へ