■私には、私がいる
私には私の中に
こうでなくちゃ
こうあるべきだ
っていう「理想の私」像が
ありました。
スタイルも、
顔の造作も。
仕事についても
完璧にできなくちゃ。
どこからも、誰からも
足りないところを
指摘されないように
１００％の準備を
しておかなくちゃ。
そのうえ、評価の基準が
他人の目線です。
こんなことを発したら
どう思われるだろう。
私はこうしたいと
思ってるけど
あの人なら違うんじゃ
ないのかな？
経験だけはたくさん積んで
お客様にもそれなりに喜ばれ
よくよくお客様に話を伺えば
こちらの予想以上の
結果も出されてる……。
それでも他人と違うことが
怖くて、同じ方向を向いてないと
落ち着かなくて。
しかも、しかも、
シツコイけど
判断基準が他人です。
ここを解消できない限り
どれだけ実績を重ねても
自信にはならないことを
知りました。
提案することが
「私はコレがベストだけど
違うって思われたら…」とか
「あの人、あんなこと
勧めたの？」なんて
思われるかも…って
今から思えば
お客様にも申し訳ないことを
してきたなぁと反省しきりです。
「せっかく大きく伸びる人なのに
自分で自分を伸ばそうとしてないよね」
「飛び出せるはずなのに
なんだか縮こまったまま
抜けられてないよね」
いつもいつも、いろんな人に
そんな言葉をかけられ続け
それでもその理由が
自分ではわからなかった。
そのうちに頼まれ始めた
講師のお仕事。
やらないわけにはいかず
（本音を探れば
やりたかったんだけど）
立ち居振る舞いやメイク、
ファッション……
とにかく誰かに助けてもらおう！
そんなきっかけが、
自信のない他人軸依存から
私を救い出してくれたのでした。
似合う色、似合うシルエット
似合うアクセサリー
アドバイスをもらうたび
すべて避けてきたもの
ばかりだったことに
ガクゼンとし……。
他人の目ばかり気にして
物事を判断してきた自分の姿を
ようやく知ることになりました。
そして気づいたこと。
自分を大切にするって
自分を愛するって
自分の心が望むことに
素直に従うことだったんだ。
他人の目じゃなく、自分の心に
いちばんに思いを向ける
ことだったんだ。
さらに、この気づきは
仕事全体へもつながります。
起業女性にセミナーをしても
ブログ講座を開講しても
どこかしっくりこない
自分がいました。
でも、自分を大切にするという
本当の意味に気がついて
少しずつ少しずつ
実践できるようになった頃
……これまた、気がついたのです。
セミナーも、私がやりたいと
思う内容でいいんだ。
世間の諸先輩方がやっている
「やり方」をなぞろうと
しなくていいんだ。
私は私にしかできない
「あり方」を伝える
講座でいいんだ。
そう思った時、
それまで自信が持てなかった
自分の起業人生も
10年以上も続けられている
それだけで、まずは
自信を持ってもいいんじゃないか。
素直にそう思えたのです。
するといろんなメッセージが
届くようになりました。
他人軸じゃない、
自分の中に生まれた
どっしりとした「よりどころ」。
私には私がいる。
私には私しか体験できなかった
成功も失敗も、喜びも
悲しみも、今の私を作り
支えてくれてる経験もある。
それだけを信じて
前に進んで行けばいい。
そう思える自分が
「ありがたい」と
素直に感じられるように
なっていきました。
毎日、毎日書き続ける
お仕事ブログ。
集客も大切だけれど
私にとっての本当の意味は
どんなことも自分軸を意識して
自分を大切にし続けるため。
自分がいいと思ったら
自分が発信したいと思ったら
他人にどう思われようと
何を言われようと
気にすることなく
堂々と言い切り書き上げる。
「この私が思って、
この私が発することよ。
なんか文句ある？」
そんな覚悟を自分の中に
しっかりと刻み込むための
ブログなのです。
いろいろな方とのご縁のおかげで
ここにたどり着けた私です。
同じような想いの中で
頭を抜け出せない
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