ついに10回目になりました
かなりの大作になってますね(笑)
『臓器の時間』という著書で知られている伊藤裕氏は、最も老いやすい臓器に「腸と腎臓」を上げています。
この2つの臓器に共通することは
①両者とも排泄に関わる臓器であること
②両者とも吸収に関わる臓器であること
の2点です。
ですが、排泄はそこまでエネルギーを使いません。
腎臓であれば濾過という仕組みがメインであり、ここでは主に血圧によって尿が濾され、排泄されていきます。
腸においても、蠕動運動によって直腸の方にまで運ばれて排泄されていきます。
一方で吸収に目を向けると、非常に多大なエネルギーを使用する事に気がつきます。
腎臓では、1日に150ℓもの原尿が濾され、そこから実際に排泄される1.5ℓの尿以外はエネルギーを使って吸収しています。
腸でも、蠕動運動で流れてきた食塊から栄養素をエネルギーを使って吸収します。
※エネルギーを使って、物質の輸送を行うことを能動輸送と言います。
※上2点の吸収の仕組みにおいては、エネルギーを使わない拡散という働きも一部含まれています。が、ここでは排泄と吸収を区別するためにわざと省略しています。
吸収に携わっている臓器は、大量にエネルギーを要するためにその分老いるのが速いというのが、ここでのポイントです。
では、そのエネルギーはどこから運ばれてくるのでしょうか?
それは血液によるものです。
身体の臓器が必要とする血液量は
肝臓+消化管→25~30%
腎臓→25%
と、非常に多くを要求することがわかります。
カナダの医学者ウイリアム・オスラーの有名な言葉で「ヒトは血管と共に老いる」があります。
以前、私はこのシリーズにおいて、腸管に溜まってしまった老廃物から出る有毒ガスが全身に影響を出すのではという点に言及しました。
結局、腸内から出る有毒ガスが血液を汚してしまうことから、臓器の老化が始まってしまう、そこから…というようなドミノ倒しに身体の状態が悪くなっていってしまうという事がお分かり頂けるかと思います。
そして、これこそが私自身が腸内環境を非常に重視する点なのです。
腸内を見直すことは全身を見直すことです。
この言葉は、自分自身大切にしていると共に、皆様にも共有して頂きたい言葉になっております。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆