齋藤長三 | 襟裳屋Ameba館

襟裳屋Ameba館

訳あってこちらにもブログらしきもの作らせていただきました。

…では、もう少し童画関連の方を…。


齋藤 長三 さいとう ちょうぞう
1910(明治43)年9月6日
山形県酒田市漆曽根 生

1928(昭和3)年 山形県立酒田中学校を卒業
1929(昭和4)年 上京し、東京高等工芸学校に入学
1930(昭和5)年 第5回1930年協会展で初入選
1931(昭和6)年 第1回独立美術協会展入選
1932(昭和7)年 東京高等工芸学校卒業し、独立美術研究所で学ぶようになる
1935(昭和10)年 第5回独立展ではD賞を受賞し、翌年、独立美術協会に会友制度が始まり会友となる
1937(昭和12)年 「コドモノクニ」に童画をてがけるようになる 
1941(昭和16)年 独立美術協会会員となり、以後も同会を中心に活動
1942(昭和17)年 「観察絵本:キンダーブック」の第15集第1編より童画を手掛けるようになる
1943(昭和18)年 紀元社より刊行された関英雄著「幼年童話集 つばめのやくそく」の装幀・挿絵を担当
戦後も独立展に出品を続ける一方、多くの童画や学童向け読物の挿絵などを手掛け、昭和31年には武蔵野美術大学教授となり、また日本大学芸術学部などでも講師を務めるなど後進の育成も務めた

1994(平成6)年1月1日没 83歳


1993年に大阪国際児童文学館編で刊行された「日本児童文学大事典」にも掲載されており、
2004年には郷里である山形県酒田市の酒田市美術館で開催された「没後10年斎藤長三展 : 庶民への親密と寂寥が交錯して」といった展覧会が開催されていたようで、その時の図録なども参照にさせていただきました。
が、…やはり、若かりし頃の写真が…。と若干とまどいましたが、
当時の美術関係雑誌で、独立美術協会新会員の記事の中にたまたま見つけられたので、何とかなりました。