旅の手帖1月号。出雲そばが美味しくなっててびっくりした!! | イラストで綴る日常

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こんにちは、イトウエルマです。

 

おそばの美味しい季節ですね♪

 

そばは生育期間が短くて済む作物で育てやすいこともあり、

畑をフル活用できる作物として

日本全国津々浦々で栽培されていました。

 

地方で美味しいお蕎麦に出会えるのもそんな理由なのだろうなあ、

とぼんやり思っていた己。

そこに、文化が加わるとおそばが一気に洗練された食べ物になることを

私は出雲で知りました。

 

20年以上も前のこと。
初めて出雲を訪れた当時の自分は、おそばに興味もないただの観光客。
出雲に来たなら食べておこうかとガイドブックに載っていたお店に入って
割子そばを注文したのです。
 
出てきたおそばは黒くて太めな、麺の様子だけを形容するなら
世間が田舎そばと呼ぶものでしたが、
それが小ぶりの器に重ねて盛られている様が優美で、
薬味の、のり、小ネギ、もみじおろしの色がおそばを美しく引き立ている。
なんとも美しいバランスで、この洗練されたおそばを
色が黒いからといって田舎そば、と決めつけてはいけない気持ちになったのでした。
出雲のおそばは見た目だけでなく味もよく、
薬味で変化もつけられて最後のひと啜りまで美味しかった。
旅から戻っても、素敵なものをいただいた!と心に残り続ける体験だったのです。
 
おそばが好きになってからは当然、
出雲に行くことがあればおそばをいただいていました。
 
この度、月刊「旅の手帖」1月号の特集は「伊勢と出雲」。
当方は「伊勢うどん&出雲そば どこで食べる?」の
出雲そばの記事を担当させていただくことに!

 

 

伊勢うどんの方の記事を書かれているのは玉置標本氏。

 

今回玉置氏に並んで、当方を出雲そばのパートに

旅の手帖編集部からご指名いただけたこと、

大変光栄に思っておりました。

 

 

というのは玉置氏は、当方の知人で

「ケララの風2」のオーナー、沼尻匡彦氏の

南インド料理のレシピ本を編集された方でありまして、

面識はないのですがお名前を存じ上げており、

勝手に親しみを感じていたのでした。

 

ちなみに、玉置氏の編集された南インド料理本はこちら!

南インド料理好きなら持っていて損のない、

中身の濃い素晴らしい本です。

アマゾンだけでなく南インド料理店の「ケララの風2」(大田区大森)や

「なんどり」(荒川区尾久)でも購入できますよ!


 

 

伊勢うどんと対をなす記事なので、

編集長からは写真をメインに、

と言われていたのですが、

正直写真には自信のない己(汗)

 

そこは担当編集Tさんも同様に心配されていたようで、

 

「写真、そんなに大きくしなくてもいいですよ」

「マンガ入れてもいいですよ」

「ご自身の持ち味を生かして!」

 

などなどアドバイスをいただいた結果、

漫画は入るわ、イラストも隙間なく入れるわ、

自分の感想も入れるわ、と

イラスト&吹き出しで情報を盛り込みまくって

編集長になんと言われるかドキドキしながら描きました。

是非、伊勢うどんのページと見比べてみてください。

編集長も諦め気味だったのか、Tさんの頑張りのおかげか

直しもほとんど入らず)

全く別世界のページになっちゃいました(汗)

 

 

 

この度取り上げさせていただきました4店は

どのお店に行きたいですか、

なんていう質問をしたくないくらいに

すべておすすめです。

 

出雲市駅周辺、出雲大社周辺、

それぞれのエリアでお店をピックアップしました。

旅の合間にご自身のご都合で、

あの麗しいおそばを召し上がっていただけましたら、幸いです。

 

そして出雲そばの背景や、おそばを供している店主の思いを

旅の手帖を読んで味わっていただけましたらもっと嬉しいです!

 

 

 

 

 

 

ところで、東京で手軽におそばをいただきたいのなら、

こちらをご一読くださいませ!