立ちそば日記42 大久保「長寿庵」でヒーリングおそば | イラストで綴る日常

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こんにちは、イトウエルマです。

 

日々の立ちそばメモ帳から

食べたおそばの紹介をしています。

 

42軒目は大久保にある「長寿庵」。

長寿庵ですが、立ちそばです。

おそばがとにかくお手頃で、

わかめ&きつねのおそばにゆで卵を乗せて

冷たいおそばにしてもらっても380円!

(安い!!)

ご主人のご対応は一流のお店で

お腹も心も癒してもらってます♪

 

 

大久保「長寿庵」は大久保駅から4〜5分ほどの、

飲食店や専門学校が連なる細道にあります。

 

当方がこちらのお店に伺うのは、大抵、朝の早い時間。
面白いのはお客さんの層で、
お仕事前と思しき方の他、割に多いのがご隠居さん。
(近くのマンションにお住まい!?)
そしてお若い男性(学生さん!?)など
いろんな方がいらっしゃる。
 
朝の立ちそばはせわしないものなのですが、ここ長寿庵には
東京の真ん中とは思えないゆったりとした空気が流れていて
お客さんもリラックスしておそばをいただいている。
 
お店の雰囲気を作り上げているのはご主人。
礼儀正しく言葉が丁寧で、立ちそば店というよりは
ホテルのコンシェルジュのようなスマートさ。
お声もバリトンボイスで
思わずこちらの背筋も伸びる。
その他お客さんもマナーがいいのは、
ご主人のご対応が伝播してるのかな、
っていつも思ってます。
 
接客はエレガント、
そして、驚くのはおそばのお値段。
びっくりするほどお安い。
例えばかけそばは260円。
月見そばは300円。
それらをご主人が丁寧に作ってくださいます。
 
メニューは多くない。
おそばかうどん、温か冷(冷たいのは20円増し)
トッピングは、たぬき、きつね、わかめ、天ぷら(かき揚げ)。
これらを組み合わせることで
その日の自分の気持ちをいかに満たすかが
長寿庵での楽しみ方。
 
この日私が頼んだのはきつねとわかめ。
それを冷たいおそばでいただこう。
 
するとご主人。
「きつねとわかめはハーフハーフにもできますよ」
 
ご主人はいつもトッピングが2種類になると
ハーフハーフをおすすめくださる。
そして毎度私はご主人のおすすめ通りに、
メニュー外な雰囲気満載のハーフハーフをチョイスする。
 
「ゆでたまごもお願いします」
ゆでたまごは40円(安い!!)
 
目の前でゆでたまごを剥いてくださるご主人。
私はゆでたまごを作るのが苦手なので、
つるんと剥けるゆでたまごに毎度驚かされる。
 
 
お会計はたったの380円。
そのおそばが、こちら!
 
お汁は安定のお味。
出汁がほどよく効いて、返しも東京好み。
辛すぎない優しいお味で食べ飽きない。
 
で、おそば。
これ生そばですよね、ゆでたてですよね!?
と、冷たいおそばにするといつも思う
長寿庵の茹でめん。
どうしてなのかわからないのですけど、
おそばが茹でたてみたいなコンディション。
それがよく分かるのが冷たいおそば。
 
わかめはハーフでもたっぷり乗ります。
きつねは三角のが1つ。
自家製の甘すぎない出汁のしみたきつねは
ゆでたまごと好相性。
食べ終わるときには今度こそきつねは
ハーフにはしないぞ、と思うのですけど、
メニュー外の通っぽいハーフの響きにつられて
実現してません(笑)
 
長寿庵を出るときには身体が軽く、
清々しい気持ちになっています。
おそばがヘルシー路線なのと、
ご主人の優美なご対応で、
身も心も癒されます。
 
 
【長寿庵】
東京都 新宿区 百人町 1ー24−8
月金7:30〜17:30
日祝9:00〜17:30
土休