立ちそば日記15 「一心たすけ」の夏に美味しい「揚げなす南蛮そば」 | イラストで綴る日常

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こんにちは、イトウエルマです。

 

日々の立ちそばメモ帳から

食べたおそばのご紹介をしています。

立ち食いそば

15軒目は「一心たすけ」

(日本橋。三田にもお店あり)

かねてより気になっていた

「揚げなす南蛮そば」620円

をいただきました。

美味しさが想像を超えてました!

 

一心たすけは、おそばの名店が建ち並ぶ一角にあります。
 

隣は「よもだそば」(インドカレーが有名な立ちそば店)、

その隣の隣には「やぶ久」(明治35年創業の老舗)。

もちろん、一心たすけも負けず劣らずのおそばを供する名店のひとつで
製麺所の経営だけあって透明感のあるのどごしのよいおそばは美味しいし、
おつゆも東京好みな出汁の効いた甘さ控えめ、
茹でたての麺によく合います。

 

人気は大きくて種類豊富な天ぷらのおそば。
お値段同じで好きなものを選べるシステムなので
みなさん思い思いの天ぷらを楽しんでいらっしゃいます。

さて、当方はかねてより気になっていた冷たいおそば、
「揚げなす南蛮そば」620円を
注文することにしました。
暑い季節にいただくのが美味しそうだと
タイミングを見計らっていたお品。
今はまさに好機!

その、「揚げなす南蛮そば」620円がこちらです。

なす一本分を縦に4つにカットしたものを揚げて、

甘酢醤油味の特製南蛮タレに漬けたものがのります。

他にのるのは大根おろしとかつおぶし。

だからお味は想像ができるのだけれど、

これがとても美味しかった!

 

南蛮タレの甘酢具合と、一心たすけのおつゆがぴったり重なり

冷やし中華のようにさっぱりといただける。

さらにはこの南蛮タレ、唐辛子がかなり効いており、

辛みは爽やか、なすにもおそばにもよく合うのです。

(大根おろしがいい脇役!)

 

 

なすの味のしみ具合は絶妙。

トロっとした食感もよく、

あっさりしているようでも食べごたえもある

揚げなす南蛮そばに、大変満足いたしました。

 

この一皿がこれほどに美味しいのは

なすの季節だからだろう。
私にもできそうだと、

不遜な発想をした己は

早速、揚げなす南蛮そばに挑戦したのです。

 

しかし!

出来上がったおそばのお味はどうもパッとしない。

南蛮漬けの味に締まりがない。
甘さの塩梅が微妙で、甘みがありながらも

おそばのおつゆらしさもあった一心たすけのような

キレがないのです。

 

それと、一心たすけの特製南蛮タレには
見た目以上に唐辛子が使われており、
おつゆが入ったときにいいバランスになるよう
計算がされていた。

方や己の南蛮タレはおつゆが入ると

辛さなんぞはどこかへ吹っ飛んでしまって

なんともぼんやりしている。

特製、というだけありますね。


ただ、トロっとしてジューシー、且つ、

身のしまったなすの美味しさだけは

この季節が育むもの。
夏の今こそ、一心たすけで「揚げなす南蛮そば」
お試しいただきたいものです。

 

絶対後悔させませんから!

 

 

【一心たすけ】

東京都中央区日本橋 2−1−20

7:00〜20:00

土日祝休