こんにちは、イトウエルマです。
当方、いわゆるインドカレー好きであります。
そして、インドカレーにハマったひとなら誰しもが通る、
ベジタリアン料理にどっぷり浸かっておりました。
(インドは菜食主義の国なのですよ。
とくにアッパークラスが菜食主義なのです)
同じ様に見えても、それぞれの野菜によって
スパイスの扱い方が違う野菜のカレーは
簡単に美味しくなる肉系のカレーよりも
挑みがいがありまして、
独身時代は体臭がインド人みたいになるまで
作り続けていました。
(もうね、女を捨ててましたね、あの頃は。
……というか、今も!?)
ところで、インドカレーはウチのダンナには不評です(涙)
というのも、ダンナは若かりし頃、
一ヶ月間インドでバックパックしており、
未だ多くを語らないのですが、相当に嫌な想い出があるようで、
向こうで食べ続けた野菜のインドカレーがトラウマを呼び起こすのか
ほとんど食べてくれない。
それで、自分はひとりの時に自分の食べる分だけを作っておりました。
菜食主義のインドカレー派は往々にして、日本のカレーを食べない。
当方もこれまで殆ど食べる事はありませんでした。
それが、立ちそばに出会ってから、ちょっと考えが変わりました。
当方の立ちそばとの出会いはこちらで!
↓
おそば屋さんや立ちそば店でカレー南蛮を食べたり、
セットのカレーも食べるようになって、
あ、美味しいかも
と気が付いたのですね。
なによりおそば屋さんのカレーは
インドのカレーと同様に、
煮込みすぎず、素材を生かすことで
美味しさを引き出している。
日本も仏教の国で肉文化ではなかったし、
インドのカレーに通じるところがあるのかも
……と、the日本のカレーに
親近感を持つようになったのでした。
それで、ある日S&Bのカレー粉缶を買って、
カレー南蛮を作ってみた。
といっても、大したことはない
片栗粉や小麦粉と一緒におそばつゆで溶いてとろみをつけるだけ。
なんとお手軽!
これまでは各スパイスを
その都度素材に合わせて組み合わせる
カレーしか作ってこなかったので、
こんな簡単な方法を試したことがなかったのですよ。
それからは鍋の残りなど
出汁的なものを持て余すとカレーにして、
食卓に一緒に並べるようになりました。
その、気合いの入らないカレーを、
我がダンナが率先して食べている!
食卓にカレーがあると、
ビュッフェ気分が味わえるのだそうです 笑
ところで、まさか自分が
日本のカレーを作るようになるとは
まったく思ってなかったですね。
きっと私の知り合いも驚くことでしょう。
(長い事そんなものは作らない宣言してましたから)
カレー粉は、余り物を活用する
とても良い方法だということに
この歳でようやく気が付きました。
今は、食卓に華の無いときに、
秘かにカレーを登場させてます。