今日は待ちに待ったマッシュルームハンティングの日だ。こんな不作の年になるとは思いもよらず過去の実績から猛毒菌の発生時期にタイミングを合わせて一か月前に日程を計画していた。さらにさらに先週一泊二日も掛けて下見をした上で、朝も暗いうちから家族3名で御山へ車を走らせた。
いつもは相方が眠りこけていて深夜ラジオだけが静かに流れている車中は、フェミ2名の声でかしましいことこの上ない。居眠りの心配は全くなし。インターに近づく頃には朝焼けに染まった御山がくっきりと見え、期待はいやが上にも高まる。ところで2週間前に娘らが御山初登頂を果たし神秘的なご来光を拝んだとのこと、その話題と相まって3名の胸中は妄想が膨らむばかりだが・・・果たして結果は。
第1ポイントにナラタケ・キノボリ狙いで入ることにしていた。1台がすでに停まっており老夫婦が散策を終えていた。買い物袋の中にはナラタケとキノボリが見える。やられたかな。しばし談笑し情報交換。ナラタケは少ないとのこと。急いで準備しローラー作戦に。入るとすぐにキノボリが見えた。ナラタケはやはり少ない。
でもそこそこ収穫したので小1時間で切り上げた。
第2ポイントはツガタケを採った処の近く。そこまではかなり歩く。途中の情景。今日も気持ちのいい遠景だ。
午後からは雨になるらしいので先を急ぐ。と、途中でハナイグチが見つかる。
目的地に着いたので樹林に分け入る。先週と違って苔床にお湿りは少ない。上へ上へと蛇行しながら登って行くが目ぼしいキノコは少ない。時折ハナイグチが見つかる。ひょっとしてオオツガあるかもと思っていたが、家族3名ではその標高までは時間的に無理とあきらめ、ツガタケのシロに移動することにした。
小腹が空いたので入る前に皆で腹ごしらえ。前日に釣ったマアジとアオアジでこしらえた押寿司を1貫ずつ食べた。好評。樹林の中で食べると一層に美味しい。
入山後しばらくしてお目当てのツガタケが見つかった。まだ見たことがない離れた二人に見てもらおうと呼びかけて集める。と、二人の手には既にツガタケが。何かわからないが採ったとのこと。それからしばしツガタケ採りに没頭。先週ほど固まっては生えていない。けれど幼菌もまだ多い。群れていたのはこれ位。時間が来たので切り上げる。
駐車場に戻ったのは4時間後。昼食し、早々に下へ降りる。心臓に悪い場所はもう体力的に無理だし、パスして以前にホウキタケを採った処へ入山する。疲れた相方を車中に残し娘と二人で林の中へ。樹林の中はまるでジブリの世界だと娘が話す。そういえばそんな感じかな。ここは地面がからからだ。歩きながら簡単に説明、サンゴみたいな形状で先がピンク色している高級キノコだよと。少し離れながら並走していると「見っけた」と娘の声。え!まさかと思い掛け寄るとまさにそれが群生していた。
まだ幼菌ばかりで湿り気がなく成長しきれていないようだけど全部で8/29に採った1個体位の重量はあるかな。それから小一時間散策しまだ物足りない娘を促し待っている相方の元へ引き返す。今日は帰りに温泉に入って帰ることになっていたが、もう狩りに夢中の娘に圧倒されて温泉はとりやめもう1箇所入ることにして土曜組が成果をあげた銀座へ向かう。
ここはクロカワという高級キノコの実績場所で牛の糞みたいな黒い石っころようなやつだよと講釈し、ひょっとしたら猛毒菌もあるかもよと話した後、3名ばらばらに歩き廻る。と、娘の大きな声が聴こえた。「なんか固くて太くて抜けない」まさか、ひょっとして、猛毒菌! 掛け寄るとちょっと遠目にはあれ、近寄るとオオモミタケだった。何か一安心。けど、よくやったとほめる。
その後わたしが今年初の小さなクロカワ見つけた。
こんなので見つけにくいからと説明し、引き返す途中でまたもや娘から発見の声。これです。
そんなこんなでキノコ目を備えているらしい娘と夫婦で御山の一日を楽しみました。
収穫の写真です。娘が見つけたオオモミとクロカワはお持ち帰りでありません。ハナイグチとホウキの左横2本は娘の見つけたチャナメです。